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移転しました [雑感]

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「水彩画のおけいこ帖」にまるごと移転しました。お手数ですが、上記URLをクリックしてご覧頂けると幸いです。

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脇坂俊郎水彩画文集Ⅲ~2(No.316〜385) [画文集「かくもながき愉しみ」]

316 アカンサス2
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アカンサス水彩の2枚目。AR3は細目で滲まない。残念ながらこのARシリーズは廃番となった。
とくにAR5(荒目)は気に入っていたのだが。

317 16ねこガッシュ
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ガッシュで毛布ねこに挑戦。ひげにマスキングを試してみたがうまくいかなかった。
バックの濃さがなかなかさだまらない。

16べニス 風景画のお稽古
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テーマはファーストウオッシュ、空気遠近感、ドライブラッシュなどなど。
左が教室で先生のデモのあと1時間半ほど。マスキングなし。
右はマスキングを使って家で復習したもの。
手順は分かったが、ファーストウオッシュ、ドライブラッシュとも自分のものになっていないことが判明。

319 16江戸東京博物館
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不透明水彩にチャレンジしながら、透明水彩を並行して描いている。どうしても重ね塗りをしてしまう。よって色が濁る。それがわかっただけでも立派か。

320 16婦人像さくら
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 ガッシュはながめていると背景に何かいれたくなる。思い立って桜の花の練習になりそうと付け加えてみた。白(とピンク)の重ね塗りができるのはありがたい(入れた結果のよしあしは別として)。

321 婦人像 山
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ガッシュはながめていると背景に何かいれたくなる(その2)。
次は山容を入れてみた。
水を含ませて重ね塗りをしたり、塗り残したりするとスケッチとしても面白そう。
不透明水彩も奥が深いようだ。
ネックレスと洋服の模様はマスキングしたが、あとから白を乗せたほうが簡単で出来も良いかも。

322 16婦人像
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アルシュの大きいのを買い4分の1 に切って使ってお稽古中。
これはこれでウオーターフォード、ラングトンなどと描き方を変えねばならないようでやっかいなこと。
まだ要領をつかめない。
28.8.1 16婦人像 28×38cm アルシュ

323 16ほっこり広場
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アルシュに手を焼いている。あまりにウオーターフォードに慣れ過ぎたのか。うまくなじめない。
アルシュが下手をカバーしてくれると甘く思っていてバチが当たったかも。

324裸婦スタディ1
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上の写真のように、脇に以前教室で描いた裸婦の絵を見て練習している。
自分の絵にとらわれるのはやむを得ないが、仕上がりを意識せず線や色の練習になるのはありがたい。

325 16ファンカーゴ
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 不透明水彩も風景は難しい。思うようにいかない感じ。
とくに木々は、生け垣も含めどうにもならない。まだまだ。

326 静物画のお稽古 浮き玉
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左が教室で描いた透明水彩。三原色で描く練習。レモンが玉ねぎのようになった。
下は家で不透明水彩で練習したもの。どちらもあじさいのドライフラワーらしくない。浮き玉の透明度がいまいち。
手をいれたら良くなるのだろうか。自信がないのでサインを入れた。

327 16 ぶどう
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 洗ったばかりで水滴がついているブドウにひかれて挑戦。
細部にとらわれ全体の調和まで考えていない。

328 16かぼす二題
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 今年のかぼすは裏年で数は少なかったが、粒は大きい。
三原色の練習をした。緑の感じは少しわかったが、テーブルの茶色がいけない。
下はガッシュの練習。

329 16婦人像 展覧会にて
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 まだサインを入れていない。もう少し何とかしたい。これが欲。
たいてい失敗する。

330「ダーウィンが来た!」
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 が好きな猫 うちの猫は「ダーウィンが来た!」をよく見る。なかでも鳥が好き。
先日も怪鳥オオノガンをじっと見ていた。エンディングテーマソング・スマイル、スマイルが終わると静かにテレビから離れる。下は下描きをチェックにきたリーリー。

331 ハンガリーの人形
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 背景にしばらく使っていない顔彩を試みた。黄の上に赤そのうえに金を。
むらなく塗れるが仕上がりは面白みに欠ける。
青は透明水彩のフタロブルーレッドシェード。こんな名前覚えられない。

332 16座椅子の猫
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 猫は常に自分が一番居心地が良い場所を探している。追われるとセカンドベストに移動する。
あきらめもはやくいさぎよい。右は絵をチエックにきたリーリー。

333池田山公園
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 2011.4教室のスケッチ会でペンでここを描いている。
今回2016.10再訪。スナップ写真を見ながら描いたのが左。
なんと、5年前に行っていたことを現地に行くまで思い出さなかったのには我ながら唖然とした。

334小金井公園
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小金井公園散歩のスナップ写真から。落ち葉などにソルトペインティングでチャレンジ。
さらにあと一工夫が必要だろう、がわからん。
風景画の人物点景としては人物が大きいし、かといって肖像性はないので人物肖像画でもない。これは何画か? 28.12.7アルシュ 28.5× 38cm

335小金井公園アクリル
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 世界堂でアクリルを買ってきてはじめてつかって見た。ガッシュよりも強烈な感じ。
水溶性だが、淡彩に使えるのかどうかまだわからない。仕上がりは油彩に近いのだろうか。

336 16猫
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猫が家にきてからはやくも8年余の歳月が流れた。
同じ猫を素材にしてずい分描いたが、上手くなっていない。
少し慣れてきただけか。

337 16模写「大白鷺」(オーデュボン)
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久しぶりの模写。
オーデュボン「Great Egret大白鷺」(1821 水彩、グラファイト、インキ、チョークなどのマルチメディアミックス)。
芸術新潮2013年6月号によれば、ほかにパステル、ガッシュなども使っていると書いてある。
とても真似できないので当方は水彩と鉛筆、白のパンパステルとボールペンで。
羽の細い線は烏口でマスキングした。
J・オーデュボンはアメリカの鳥類研究家、画家。
オーデュボンの水彩画 http://toshiro5.blog.so-net.ne.jp/2016-06-01

338 17ちゃぼ
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 暮れから賀状用に描いたが、うまくいかなかった。ので採用せずにオーデュボンの模写「大白鷺」に急きょ変更した。失敗の原因は背景、菊の花。むずかしーい。

339 17猫の奇妙なポーズ
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 猫はときにびっくりするようなポーズをとる。後ろ足と背中を伸ばす。
このとき背中が丸くなりしっぽが輪になる。
これはヨガのポーズにもない。左は上からみたところ。下は横から見たところ。
右は壁をひっかくさま。これは珍しくはない。
猫は立つと胴が長く短足なのが何やら可笑しい。
いずれも鉛筆デッサンをもとにアイパッドアプリのスケッチプロで。

340 ねこ山法師
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 No.339の奇妙なポーズ猫に塩を撒いた。
奇妙な模様になって山法師を連想したのでそれを描いたら奇妙な絵になった。

341 17ばら二題
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薔薇も何度描いても柔らくならない。今なおさまよっている感じ。

342 子供の顔二題
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 何枚描いても似ない。年齢も不詳になった。

343 17こどもの顔3
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 鉛筆の線を最小限にしてみた。似ていないことには変わりがない。

344 17やまどり
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やまどりの長き尾一閃いま雲に 畏友Yさん 追悼句(折句)

34517婦人像スカーフ
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筆が動かない。絵も動いていない。

346 17水鳥
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 三原色で描く水彩のお稽古。
先生から中明度のトーンだとのご指摘。画像は修正されているので目立たないが実物は低明度。
低迷度でもある。右が先生の絵。くらべると差がよくわかる。まだまだ。

347 17portrait of young woman1,2
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左1透明水彩 顔の色が出ない。影もつけられない。途中でギブアップしたかたち。
右2 ガッシュ 顔の色が出ない。直してもうまくいかない。

348 17婦人像赤い椅子
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 時間をかけ、手間をかけたわりにまだ完成した感じがしない。
つまり、 Unfinished だがきりがないのでアップ。根気が続かない。

349 17衣装合わせ
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 これも時間をかけ、手間をかけた。やはりまだ完成した感じがしない。
つまり、 Unfinished 。
少し直せば何とかなりそうなのだが。気力なし。

35017子供の顔4
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可愛いらしさを表現するのがこんなにも難しいとは。いまさらだが

351 17婦人像
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どうしても似ない。

352 中国風景
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蘇州だろうか。なんにしても筆数が多すぎる。

353 17ベリーダンサー
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 2週続きの人物おけいこ。上半身2は練習作。練習作の方が良い出来と先生の評。
肌の色はオーレオリン+オペラと教わるがまだ試していない。
バーミリオンを薄く塗っただけ。全身1は手を入れ過ぎ失敗。

354 17猫2題
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左はストラスモアのにじみの練習。まだまだ。
右はネット写真から。
トルコのヴァン地方の産という変わった猫で左右の眼の色が違う。
右目が琥珀、左目がブルー。ターコイズか。この猫は泳ぐのでも有名らしい。奇妙な猫だが、絵も奇妙になった。

355 17沈魚落雁閉月羞花
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 中国の4大美人。
あまりの美しさに魚は沈み、雁は落ち、月は雲に隠れ、花は恥ずかしさにしぼんだという。
順に西施(せいし)、王昭君、貂蝉(ちょうせん)、楊貴妃。貂蝉の代わりに虞美人とする説もあるとか。絵はいまいち。

356 17婦人像
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浴衣地のドレス 絞りの浴衣地が描きたかったが、力不足。

357 17ねこの尻尾
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 猫の絵は難儀だ。かわいらしく描けぬ。

358 18Vサイン
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 5歳だが小学生くらいに見える。下手。

35918婦人像2
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もう少しで似るような気がするのだが。そのもう少しが分からぬ。

360 18婦人像3
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全体にうまくいっていない。

361 18鱸
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 時間をかけたわりには、すずきが干物のようになった。うろこも上手く描けなかった。
みぎはマスキングを剥がしたところで写真に取り込みアプリで描いたもの。
色の勉強になるかと思ったのだが、アプリの色にも限界がある。
うろこはやはりうまく描けない。

362 18婦人像5
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後ろは垣根だが、うるさくなった。どうしても説明調になる。
右は仕上げた後、アプリで少し修正してみたが、ほとんど変わらない。

363 18ねこ(あぷり1)
30.6.16
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364 18ねこ(あぷり2)
30.6.16
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365 18たけのこほか(あぷり)
30.6.16
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366 18ねこ(あぷり3)
30.7.30―8.16
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367 18隙間猫
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手前の青がいけない。

368 猫の貌
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右はあぷりによる着彩練習。こちらのほうがムードが良い。

369 18やまもも
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手を入れ過ぎ。右下の暗い影は失敗。明るい影にすべし。

370 18ねこ(あぷり4)
あぷり 練習5 30.9.6
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371 黄色い家
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どうみても下手。どこか変。

372 18婦人像
あぷり 練習6 30.10.30
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373 18柿など
あぷり練習 30.10.20
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374 18婦人像(あぷり)
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あぷり 練習7 30.11.27

375 18婦人像(あぷり)
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あぷり 練習8 30.12.17

376 18婦人像14
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一生三宅のスカート 背景を塗りたい。が自信がない。このままにするか。30.12.24

377 18婦人像7
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どこかに手をいれれば、何とかなるような気がするが。わからん。
このままにするか。サインはまだ入れていない。

37818婦人像 三宅一生のスカート
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 アイパッドあぷりなどで着彩の練習をしたりしたがあまり効果はなかったようだ。
これもサインはまだ。なお、未練がある。

379 19ねこ(あぷり)
あぷり 練習10 31.3.30
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380 19柴犬(あぷり)
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アプリの練習11散歩で会った柴犬まゆちゃん 6歳。

381 19婦人像
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背景は適当に入れた。適当はだめ。

382 19早稲田大学
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 大隈講堂のパースが変。人物も自転車の方が小さいのが正しいのではないか。

383 隅田公園の桜
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隅田公園の桜は期待外れ。養生中が目立つ。
対岸の桜は高速の下。日本橋問題と同じだ。対岸はわが出生の地、向島。
隅田川は、きれいになったとはいえなお濁っている。
タワーだけが目立つ。塔を画にするのは難儀。ゆりかもめを入れたら焦点がぼけた。
絵はスカイツリーで失敗し、グレイオブグレイで修復したが、無駄な抵抗に終わった。

384 19モデル
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久しぶりの単発講座。デッサン力不足、思い切りの悪さを再確認した。
顔を先生が手を入れてくれた。顔の陰影に乏しいと言われた。
上半身が長いとも。二つとも分かっているのだが。新しくグレイオブグレイを教えてもらった。

385 19妙正寺公園の桜
わが散歩コースの終点。メタセコイア、柳、桜などを眺め、池の鯉,カモ、亀を見て一回りして帰る。
桜を描いてみたが難しい。めりハリをつけようと池の端を濃くしたが、絵が暗くなった
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385の次はこのブログhttps://toshiro7.blog.ss-blog.jp/archive/202012-1 の386「宝蔵院にて」になる。ややこしいが繋がっている。
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脇坂俊郎水彩画文集Ⅲ~1(No.268〜315) [画文集「かくもながき愉しみ」]

268 15風景画のお稽古
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写真を見て描く風景画の練習講座に 参加した。
いままで何をやっていたのか と思うことしきり。
最後に先生が希望者にひとりひとり 添削してくださったので、見ていただい たら、三か所「げきおちくん」でもっと ここは白くとおっしゃる。もう一か所はぼかしてつなぐところ。
ぼかしもつなぐためのぼかしがあるのだ と気づく。学ぶべきことは多い。
27.3.4 F6 ウオーターフォード

269 15パステルスタディ4
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むかし画友から頂いたSH のパステルスケッチブックが出てきた。
当時水彩の練習に使ったがだいぶ使い残しページがあるので、パステルの練習に使い始めた。
④は、ペン描きだけ残っていたのにパステルで色を付けてみた。変な絵になった。
④のファブリアーノは水彩用紙だが、パステルも面白そう。
①のばらはNo.237と同じモチーフだが、水彩のほうが圧倒的に良い。
パステルはまだまだということ。

270 15新宿御苑春(水彩人)
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水彩人というグループのスケッチ会に参加した。
オープンのスケッチ会というのは、珍しい。
50名ほどが参加。
ちゃんと講評もあった。
八重桜にマスキングを使用したがいまいち。
桜吹雪が吹いて花びらが芝生に散ったが、とても表現出来なかった。

271 婦人像習作2題
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いずれも暗中模索といったところ。
スランプは上手がなるものだが、どうもそのような状態。

272 猫習作二題
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引き続き暗中模索といったところ。
パステルスランプに陥る。しばらく休むか。

273 青い帽子二題
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左 サインを入れてしまったが、もう少し手を入れたいところがある。シャツの影など。
右 これももう少し何とかしたいのだが、しばらく眺めることとした。
(27、6.5)

274 猫一匹 ねことあじさい
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左 バックはランプラックにセピア、ウルトラマリンを混色して流し込んだ。やはり暗くなる。
それにしても、白猫の影は難易度高い。
右 猫を描いてから、余白が淋しいので季節なのであじさいを入れてみた。最初からイメージを持た ないのは相変わらず。だめ。

275 ケーキ・青いセーター
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左 バックはマスキングテープで、洋服はマスキングリキッドを使って烏口で、それぞれいたずらした。いたずらが過ぎた。
右 バックは流し込みとマスキング液のスパッタリング。
せーたーの網目はコリンスキー筆で。要修正。

276 15浴衣1
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人物画の講座で描いたパステル画。
左 一日目 先生は次回まで手をいれないように、と。
目の下の茶色が最初の目の位置。
先生が少し上に修正された。
右 二日目 先生が顔を直してくださった。
顔に黄色を、鼻の下に茶色を唇に赤を、あごに灰色を、それだけで様変わりになった。
人物は顔と実感した。ふっくらとモデルに似てきた。おそるべし。

277 15浴衣2
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人物画の講座で描いた水彩画。
左 一日目 右 二日目 二週間の間、がまんできずに着色して、二日目に仕上げた。先生は 白いゆかたの影に暖色系の影をいれたらとのこと。やってみたがうまくいかなかった。

278 15ゆかた3
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人物画の講座続き 左 一回目終了後に家で描いた習作。
右 二回目終了後家で修正した。
先生のご指導のとおり顔に黄色、あごにグレイを塗ってみるとなるほど、淋しげな顔が少し明るくなった。
27.7 .7 F8 ワトソンパステル用紙

279 15毛布猫
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相変わらずの猫。
毛布も難しくそれを直すたびに猫もいじる羽目になる。
そのあげく塗り過ぎとなった。つれて可愛さもなくなった。

280 15こども
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黒と白の使い方が難しい。水彩とまるで違う。練習あるのみ。

281 15夏猫2題
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猫は冷房がきらい。冷房をつけると、そそくさと冷房のないところへ行って頑張っている。
しかし、さすがこの暑さなので時折り涼みに来るようになった。
原画は画像より淡い。恰好をつけて印を押した。落款のつもり。

282 15婦人像パステル習作2
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左はバックの練習(パステル)。右はバックを水彩で。

283 15模写 藤田嗣治 猫
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模写というのは原画を見て描くものだろうから、画像写真を見て描くのは何というのか。
やってみると、線の大家藤田嗣治の偉大さがよくわかる。
一筆書きで描くのは、熟練を要するが、画家には何でもないことに違いない。
サインなどを入れると雰囲気がでるが、何やら贋作のように見えてくる。

284 15夏の装い
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カルチャー水彩画教室のお稽古。左上はデッサン。先生が帽子を小さめに修正して下さった。
右 顔と首の着色も濃く直してくださる。
左下は上半身像。先生に見ていただいてないので、顔、首は自分の感覚で描いている。

285 15模写 ピカソ 水彩
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上 ピカソ 「 Two Friends 二人のともだち」(1904 水彩)より 下 ピカソ 「 Catalon Woman カタロニアの女(1911 水彩)より。

286 15猫822
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枠だけ作り長い間放置していたが、結局猫を描いた。例により行き当たりばったり水彩。
久しぶりのアルシュは描き心地よろし。

287模写 オスカー・ココシュカ
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27.9.14 いずれも F4 ウオーターフォード細目

288 15模写シャガールほか
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289 15模写宮本三郎 阿修羅
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ハードパステルには宮本原画にある朱色が無い(ような気がする)。
かといってソフトパステルを混ぜて使ってよいのやら。よって全体の雰囲気が出ない。
宮本三郎のパステル画はソフトパステルかも知れぬ。なやましいかぎり。
道はるかである。
27.9.30 F4 パステル用紙

290 15模写ピカソ 猫と女より
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ピカソのパステルは水彩より数が多いようだ。これはピカソ19歳のときのものから模写した。
色調も黒い線も難しい。線は木炭かコンテかはたまたパステルか。
見当もつかないので手探りである。

291 15婦人像 明治記念館にて
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パステルで練習してから水彩を描いた。あまり効果見られず残念。
それにしても、像というからには、似ないといけないと思うが、どうしてもうまくいかない。
似顔絵にはコツがあるというので、何か参考になるような気がするのだが。
F4 パステル用紙 F4 27.11.19

292 15花のお稽古 薔薇とぶどう
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薔薇は写真を、ブドウは実物を見て描いた。バックの処理もまだまだ。マスキングもまだまだ。
左下のブドウは,右のものと視点がずれている。

292 15人物画のお稽古 フラメンコ
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上 パステルは黒の扱いがわからず先生に尋ねると、黒を塗ってからでも赤でも白でも重ねられるとのお答え。やってみると紙のせいか、それができなかった。今後の研究課題。
下 鉛筆だけ教室で描き、家で着色。
黒はインク。白玉はマスキング。バックの観葉植物もマスキング。
先生の評は、足(開きすぎる)と全体のプロポーション(頭が小さい)がなっていないとのこと。
これ、致命的。失敗作。
キャンソンパステル B3

293 15静物画のお稽古 人形
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①教室で描いた水彩。
②自宅での自習画。
③写真を見て水彩で始めて教室でも手を入れたが、パステルを後から自宅で加えた。苦し紛れのミックス画。
パステルはJESUS 水彩パステルとソフトパステル(レンブラント)。

294こどもと本
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 図書館の図書士になりきっているこども。
本を点検し、あとバーコードで読み取り貸し出すマネをしてひとり遊ぶ。こどもは思いもかけぬことに興味を示す。
バックは流し込み。手前のおもちゃは、げきおちくんで洗い付け加えた。

296 16婦人像パステル習作2題
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昔描いた水彩の上にパステルを上塗りした。パステルはハード、ソフト混合。
この頃古い絵を取り出してパステルなどの練習している。
良いことか無駄かは不明である。

297 16水彩クロッキー
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5分、10分の水彩クロッキーにチャレンジした。
③のみ不透明水彩であとは透明水彩。
全部で11ポーズ。先生はクロッキー帖を使用。当方は大きな画用紙に1ポーズ。
クロッキーでなく、「鉛筆なしの淡彩画」になってしまった。
大失敗。
クロッキー帖でリベンジすべし。

298 16デコポンと甘夏
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アルシュの端片(ハギレ)を有効活用。果物の練習。

299 16婦人像
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水彩+パステル 水彩でうまくいかなかったので、上からパステルを塗った。
ミックス画というのは、水彩も活かすのだろうから、こういうものではないことはたしか。

300 16天満敦子
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カットしたアルシュのハギレ。バイオリニスト天満敦子のHPの画像を見て似顔絵にチャレンジ。
どうやっても似ない。なぜだろう?

301 16だいだいなど ライム
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 アマチュアは(自分のことだ)りんごに手を焼くが、柑橘類でも同じ。
らしくならない。

302 16アリストロメリア
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クリスマスから2月頃まで楽しませてくれた花。超長持ちした偉い花。
ただ絵はちっともアリストロメリアらしくならなくて四苦八苦。
なぜだ?長時間いじり過ぎ。

303 16 フォロ ロマーノ風景画のお稽古
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風景画のお稽古28.2・22と3.14の2回(D 先生) 左上 F6 Waterford 。
先生の手が入っていない。1日目半分。2日目に半分。1時間ずつ。
左右 B3 Watson。
先生が空と右の林を濃くしてくださった。2日目1時間半で。
左下の写真を見て描くお稽古。
右下が先生のデモ作品。
(B2 ワトソン)。1時間半で。
自分が一人でここを訪ねたのが1981年だから35年前。往時茫々ながら、この風景をよく覚えている。とくにローマの松。

304 16ねこ2題 相変わらずの猫。
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どのくらい進歩したかを自己採点するための題材のつもりなれどいつもがっかりする。
今回は水を多めに使って見たのだが。うまくいかなかった。

305 16模写ダリ
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久しぶりの模写。サルバドール・ダリ(1904-89)の水彩画「Beati Pauperes...Beati mites.. (1964-67 グヮッシュ)より。山上の垂訓か。確認していない。
青と黄色の対比が鮮やかなので挑戦したがあえなく降参。

306 16猫4態
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右上はグレイの練習。パレットで赤、青、黄を混色するがなかなか難しい。
ほかはすべてAR5 の裏を有効使用。滲みがすこぶる結構。マスキングも可。

307 16猫(Head )
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アルシュAR5 荒目がなくてAR3極細を買ってしまった。マスキングは出来るが、まるで画用紙のようににじまない。水彩は紙によってまるで描き方を変える必要がある。
感じを掴むのに時間がかかるのは、おおいに困る。

308 16柑橘類
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だいぶ筆数が多くなってしまった。滲まないせいもあるようだ。
パステルを少し使ってみたが効果薄。

30916婦人像1、2
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ガッシュのお稽古 ガッシュの一日講座に参加した。
教室ではみごとに失敗。これは、家に帰ってからの復習作。
1(左)は下書きなしでガッシュの上からカラーペンシルを使用。
2(右)は茶で輪郭をとりガッシュのみ。
まだまだ感覚がつかめない。
28.6.18

310 16オーデュボンカラカラ(G とW )
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左のG はガッシュにカラーペンシル。
右のW は透明水彩Watercolor。
描く過程も出来上がりも全く違う。同じ水彩画とは思えないくらい。

311 16アリストロメリア2
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ユリ科ユリズイセン属のアリストロメリア。
No.302 (28.3.19)のリベンジ。出来上がりはたいして変わりなかった。
絵というものは何枚描いても変わらないものである。意識が先走り腕がついていかないせいのようだと分かる。

312 16婦人像
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No.309「婦人像」(28.6.19) ガッシュによる絵と同じモデルを透明水彩で。
未完につき手をいれて直さねばならないところあり。

313 16アカンサス
アカンサスは花も葉も大振り。難しい。
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 314 16帽子を持つ婦人像
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不透明水彩は、終わりがない。どんどん別の絵に変わっていく感じ。
透明水彩と別の意味でやめどきがむずかしい。これもまだ変化する予感が。

315 16平原綾香
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 モデルはスタジオパークからこんにちはに出演していた歌手をアイパッドで撮影した写真。
ジュピター、スマイル、スマイルなど数曲を歌ってインタビューに応じていた。
 アルシュが風邪をひいたらしくうまくいかなかった。相変わらず顔が似ない。下手。


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脇坂俊郎水彩画文集Ⅱ~3(No.226〜267) [画文集「かくもながき愉しみ」]

FDA86E38-7F79-4D8D-9105-37112292D8C7.jpeg226 14冬の顔

例によって自画像の練習。
左は水彩クロッキー風に鉛筆の下描きなし。
右は鉛筆であたりをとっただけで着色。このところ、鉛筆の線を残さないように練習している。

226 14人形
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ペン お遊び。
上は人形を描く前に背景を描き、下は後から背景を入れた。いずれもペン。
上の描き方は変則だが、慣れれば意外な面白さがあるかも知れない。

228 14フラメンコ2
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展覧会に出すため、No196の右側にギタリストを追加した。
サーピス精神というより、追加すれば良くなるかも知れないという根拠のない考え。
せんじ詰めれば、我欲。
最初にイメージをもち、描きはじめないとダメということを確認しただけ。
塗り重ねたので暗くなってしまった。水彩の神様のバチがあたった。

229 14花と静物
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上はペンの練習。細い線はガラスペン。
太い線はあじさいペン。
あじさいペンはネットで知ったのだが、あじさいの茎を斜めに切ってペンにしたもの。いずれもインクは黒インクを使用。
ピグマは使っていない。先生の評は線が強すぎるとのこと。
下は果物が主役なのに花に注力し、おかしな絵になった。
先生にはまだ見ていただいていないが、それを指摘されそう。
また、かんじんの果物が絵になっていない。
二枚とも失敗作。

230 14ダリアとすずらん
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上 ダリアは最初丸かったのに色を重ねるうちに平べったくなってしまった。
下 マスキング練習の好材料だったが、F2はもっと丁寧に描かねば。

231 14ベリーダンサー3題
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上は教室で描いて、家で手直し。F10はもうきついのでどうしてもラフになる。
その点、家で写真を見て描いた下の自習作2枚はF2なので楽。
もちろん、楽でも良い絵が描けるかといえば別のはなし。
共通して悪いところは塗りすぎ。

232 善福寺川緑地公園
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うっかりウオーターフォードの細目を買ってしまったが,満開の桜にマスキングで挑戦。
練習にはなったが,いま一つ不満。
下の方、かわせみだけは力まなかったので、まぁまぁの出来。
全体としては、まだマスキングの使い勝手がわからない感じ。

233新宿御苑の台湾閣
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上は現地で途中まで描き、帰ってから手を入れた。
うまくいかなかった。背景の林が山になっている。
写真を見て、構図を変えて立て続けに二枚も描いたが、いずれもだめ。
またしても敗退。大きさはみな同じF4。うまくいかない原因不明、追求中である。

234 14石膏
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妙な組み合わせのモチーフ。
石膏は真ん中が片目。さすがに石膏にはマスキングを使用していない。
ボトルとりんごに使い失敗。

235 14街着2
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まだ、完成していないが、いったんおわりに。バックに額の絵をいれたい。
先生に見てもらったら壁との間を人が歩けるくらいのすきまを、と言われた。
人物はもういじらないようにとも。

236 14風景習作2題
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例によって 写真を見て描く風景画の練習。
上は銀行のカレンダーから少瀬沼の水芭蕉と至仏山。
下はネットから借用したイングリッシュ ブルーベル。場所は王立植物園 キューのよう。
いずれもマスキングの練習。
少瀬は至仏山の残雪と水芭蕉(霧には使っていない)、ブルーベルは花と木にマスキングを使用してみた。
いずれも剥がしたあと白の上へ彩色するのが難しい。まわりとなじまない。 まだまだである。

237 14ばらと虎
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上は頂いたばら。名花ピースらしい。マスキングなどいろいろ試みていじり過ぎ。実物はもっと淡泊。
下は多摩動物公園のとら。絵に動きと迫力がない。実物はもっと怖い

238 14猫5題
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猫を材料にしてマスキングやにじみの練習をしている。
猫だとやる気が起きるのは不思議だ。

239 14新宿御苑 夏2題
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上は現地で。家へ帰りかなり手を入れた。入れ過ぎ。
下は同じ場所を写真を見て。自分の目とカメラの違いがはっきり分かる。
いかに良く見ていないか。

240 14あじさい
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花にマスキングをかなり使用した。練習とはいえ、使い過ぎであろう。
周りの花や葉は淡くするとか、基本的なことに配慮したほうがよさそう。
真ん中のあじさいは奥に挿されている感じが出ていない。
先生はユリの花の真ん中をもっと凹ませるべしとのご指摘。

241 14猫56Nyan
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ラップを背景につかった。
ウォーターフォードの細目なので効果が中途半端。
練習のため、青ははじめてローヤルブルーとマンガニー

242 14ぼかし西瓜
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いつものぼかし、にじみの練習。昨年も7月4日にアップしている。
全く進歩していない。
ついでに背景のラップの練習もする。ほかに乾いてから影を刷毛でたてに入れる練習も。
全体に上塗りをして雰囲気を変えられないかという狙い。
総じてまだ少し手を入れる余地ありそう。

243 14フラワーアレンジメント
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 知人の庭に咲いた花のアレンジメントを頂いた。
マスキング ラッピング ドライブラシなどの練習。
ラッピングは面白そう。良い色が出れば。

244 14裸婦習作
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いずれもクロッキーからの裸婦習作。
左 顔彩。中と右は水彩。右はアルシュ。
肌の色は紙によってもずいぶん違うようだ。裸婦はこのギャラリー初登場。
まだまだヌードはムリ、ムリという声が聞こえる。

245 14インドサリー
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F10のアルシュで全身を入れて描いているとき、乾く間にもう一枚クロッキーを描いて着色、家で手を少し入れた。
水彩の要諦は丁寧でなく、いい加減か、どちらか。

246 14ワデスドンマナーハウス
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写真を見て描く風景画の練習。ネタ写真はネットから借用。
英国バッキンガムシャーにあるというマナーハウス。
ロスチャイルド家のものとか。

247 14インドサリー2
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未完。大きいのは辛い。
眺めてからどこに手を入れるか考えることにしよう。

248 14五位鷺と14向日葵
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いずれも教室での課題。
左 剥製の五位鷺。
だいぶ前のものだが手元に置いていて、何度も手を入れた。
池にいるイメージにしたが、うまくいかない。
右 先週の課題は「花をペンで描く」というもの。結局ペンの良さを出せずに終わる。色付きデッサンの悪い例。しかし、ラングトンとペンは合うような気がする。

249 14太郎
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どうしても 顔がうまくいかない。
一歳六か月の感じが出ないのと、もう一つ似ない。まだまだである

250 14トルソー
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 トルソーに手を焼く。先生はもっと影に色をとおっしゃる。アマチュアは白いトルソーの影をどうしてもグレイにする。
黄色をおそるおそる塗ってみた。が中途半端だ。

251 14ちゃぼ
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教室で描き(2時間半)、めずらしくあと手を入れていない。
手前のちゃぼが不出来。
マスキングは使用していない。スパッタリングを入れたいが。

252 14新宿御苑 秋
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 写生会が、デング熱のために御苑閉鎖となり教室でのお稽古に変更。
おととし撮った秋の御苑の写真を 取り出して2枚並行して描いた。
上は道路の影で失敗。
下はヒマラヤ杉だが欅みたいになってしまった。2枚はどうしても雑になりがち。こんなに筆数が多いのではだめ。

253 14街着
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デッサンからうまくいかず最後まで引きずる。それにしてもバックのポスターも濃すぎる。
構図もうまくいかず左下に猫を追加。だめ。失敗作。

254 14花と果実
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 教室最後の授業。彼岸花、鶏頭、コスモスほか盛りだくさんの秋の花。
仕上げに時間をかけたにしては不出来。最後まで納得できず終わった。
教室のカリキュラムに未練はないのだが、画友と会えないのはやはり淋しい。

255 14ドアを開ける猫
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 わが家の猫は手で(半開きなら)ドアを開ける。
しかし閉めることは出来ない。完全に閉まっていると開けられないので、にゃあといって開けろという。家族はみなドアマンになる。
バックは流し込みを試みた。まだうまくいかない。

256 14人物
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はじめて二日講座に参加した。
一日目はデッサン(下書き)だが、着色をしても良いとのこと。
バックとファーストウオッシュのみ。
家に帰り2 回目(一週間後)まで我慢出来ず少し手を入れて、二日目当日完成させた。
ほかにF8(ウ オーターフォード))を家で一枚、二日目にもう一枚描いてみた。
合計三枚描いた。描き過ぎ。

257 14人物2
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人物画の復習。No.256の上半身。
左は一枚目の絵を見て描いた。手にもっているのが、バッグになっているのは愛敬。
実物をよく見ていない証拠。実際は巾着ふうのもの。
右は2 回目に時間があったので、デッサンの練習。家で着色。
色付きデッサン。
3 枚とも顔が似ていない。先生のデモ作品は、モデルの個性的な顔が表現されていた。さすがである。

258 14ちゃぼ2
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制作過程。
人に教えるためでなく、教えてもらうためのメイキング。バックに菊の花か何か入れたいが、気力小き果てた。

259 14ばら
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 ワンデイ講座の習作。ばらはW&N のパーマネントローズがベストと教えられたが、持っていなかったので後で買い求めて塗り直して失敗。
しかし、バックは手をつけない、影に灰色をうまく使う、など得るところは多かった。
さらに、別の指南書にブリーフプルーフホワイトを試してみるべしとあったので使ってみて、またまた失敗を重ねた。道は遠い。

260 14猫4態
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 背景(バック)技法の練習。左上 コリンスキーの細筆でバックを。
上右 ブリーフプルーフ ホワイトで薔薇を。下左 バックに流し込みを。
下右 マスキング液で。
…テクニック負け。

261 14クロッキー
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およそ一回15分のクロッキー講座に参加した。
先生は人物画の大家。
(油彩) 今、描いているところだけでなく周囲に目を配れ、どれだけ目配りができるか、それが勝負とおっしゃる。何となくわかるような気がする。
上は7 枚描いたうち最初の一枚、ホワイトワトソンに描いたので、家に帰り練習になるかと着色してみた。色付きデッサンになった。
下は最後の一枚(クロッキー帖)、やっとプロポーションが少しまっとうになった。
(ような気がする。) 先生はパステルで描かれた。
HP のギャラリーを拝見すると、メアリー・スティーブンソン・カサットのような魅力的なパステル画があった。
自分もやってみたくなったので、メールでパステルについていくつかお尋ねすると、すぐ丁寧なご返信を頂いて恐懼した。

262 15猫
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白グワッシュを使って仕上げたかったが、とりあえず完成ということに。もう少し可愛くしたいものだ。

263 15太郎2題パステル
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パステル習作第一号(左)。
右は2作目。バックを水彩で。
右下に題名を入れてみた。
いずれも紙はホワイト。
F8ははじめてにしては大きすぎた。
だいぶ水彩と勝手が違うが、ぼかしやグラデェーションは似ている。
気楽に描けるのがメリット。
パステルらしさをどう出すかが課題。線がポイントか。
次の太郎三枚目はグレイ用紙に挑戦

264 15太郎 パステル習作第三号。
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はじめてのカラー用紙。
水彩をバックに使ってみたかったが、とりあえず次に回してパステルで。
太郎は満二歳になったが、実際にはもっとあどけない。
どうしても1,2歳年上の顔になってしまう。人物画の顔は、モデルに似せたいものだが、これが難しい。力不足。
左は描きはじめ。
鉛筆はやめたほうがよいと教本にはあるのだが、茶コンテなどがないので仕方なく。
カラー用紙の場合は白の使い方が少し違うのか。わからんことが多すぎる。
着ているセーターの「ウエストバージニア」は、親が高校の時一年留学した米国東部の州名。スペルが間違っているのがご愛敬。題名はこれにした。

265 15猫 パステル
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左は猫の髭を描きたかったのでバックに黒インキを使用。洞窟の猫になった。
右は初めてのキャンソン ミ・タント紙。バックは水彩の黄色のうえにパステル。
いずれもパステル試運転中で、まだまだぎこちない感じ。

266 15婦人像1,2(パステル)
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左 水彩は使わずパステルのみ。
用紙のグレイを生かすのだろうが、到底そのゆとりなし。白の使い方、影の出し方がいまいち。
右背景を水彩とパステルにしてみた。紙によってだいぶパステルののりが異なる。


267 15婦人像3,4(パステル)
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左 バックに水彩。
少し間をおいて修正する予定。
右 水彩は使っていない。これも未完。

おわりに
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 A氏の講座には、教室に通っているときに2 回目になるが、「風景(写真)にグリザイユ法を活かす」にも参加し、いろいろな先生の描き方を見るのは良いことと合点した。
週一回の講座をやめてからも、以下のACC、NHK カルチャー、クラブツーリズムなどの単発講座に参加した。
それなりに有益だが、単発ゆえに画友が出来ないのが難点。

O先生「人物」(2 回)、「花」、「新宿御苑スケッチ」 「水彩クロッキー」
H先生「風景(写真)」
I先生「クロッキー」、「人物」パステル2 回(浴衣、フラメンコ)計4 日
D先生「人物」(2 回)、「静物(人形)」(2 回) 、「風景(写真)」(2 回)
N 先生「花」

 26 年12 月洋画家I氏のクロッキー講座(ACC)に参加したとき、先生がパステルで描かれたのを見て興味を持ったので、HP で伺うとハードパステルとのこと。
 そこに掲載されていた先生のパステル画も素晴らしかったので、始めることにした。
27 年1 月のNo.263「15 太郎二題パステル」からパステルが登場する。
やってみるとなかなか手強い。
ネットのFB のプロが水彩とパステルのミックス画を描いているのを見ていたので、いつかは挑戦しようとも思ったが、まだまだという感じ。
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脇坂俊郎水彩画文集Ⅱー2(No.181~225) [画文集「かくもながき愉しみ」]

181 12バレリーナと13和服
左は白パステルの力を拝借。
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未完。
右はいつものことだが正面から描いて失敗。難しい。
赤は良い色になっていると思うのだが。

182 12野菜と地球儀
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上は野菜だが、典型的な線画水彩。
下は青系の練習。塗り重ねたわりには中途半端。

183 13払暁の有明山
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春さむき春のあかつき有明山 杜 詩郎 上は山の稜線が強すぎたので、2枚目に挑戦。雪景色の練習にもなった。

184 13明治神宮と旧北海道庁
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いずれも写真を見て冬景色を描く練習。
上の雪はグワッシュの白を綿棒で。
下は同じくグワッシュの白をスパっタリングで。あと白パステルを少し。

185 13黄色い静物と石橋のある風景
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上は黄色の練習。黄色の影は何を混ぜればよいのか。まだ良い色が出ない。
りんごとオレンジにアラビアゴムを始めて使用してみたが言われるほど質感は出ないようだ。
下はネットの写真を見て。
どこの風景か国籍も不明。家の壁が面白かったのだが、 石橋同様うまくいかない

186 13チューリップと浅間山
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上はチューリップが開いたさま。アネモノではない。
下は雪景色の練習。
ことしは安曇野2枚、明治神宮、札幌道庁とこの浅間山となんと5枚も描いた。
いっこうに上達していない。

187 12フランダースと和服Ⅱ
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いずれも古い絵の描き直し。
左はカーテンがおおげさすぎたか。
構図はまあまあ。ポスターが不自然。
靴は良く描けたと思う。
右は、バックの赤に挑戦するもあえなく敗退。
白グァッシュをもっと使ってもう一度描き直してみたい。
一度終えた絵を駄目にしても良いからという感じで描き直すとこれは練習になることを発見。

188 13薔薇
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近所の庭に咲いていたばらの花を何種類か写真を撮らせてもらい合成して描いた。
ばらの花の練習にはなったが、絵としては一種類にしぼったほうが出来あがりは良かったのかもしれない。
ばらは花も難しいが葉も難しい。
グワッシュを使っているが、さらにパステルも使って修正してみたい。

189 13ばら2題
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左は教室で描いた。
またバックを厚塗りして自滅。
白パステルで修復したが取り戻せない。
薔薇の赤に苦戦。
右は家で写真を見て復習。
花を描いてからバックに取り掛かったが、同時進行が良いのかも知れない。
こんどは薔薇の葉に苦戦。あとで手を入れて遊ぼうと思う。
よって未完。

190 街着とフェルメール
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 左は、足切りの構図からして失敗。
後ろのポスターに苦戦。
右はフェルメールが主役だと先生。真に受けて失敗。
フェルメールに挑戦とはだいそれたこと。
あえなく敗退。途中では良いと思った時があったのだが。
いずれも手を入れ過ぎ。

191 13くだもの
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今日の課題(静物)はバックの練習。
だからというわけではないが、ブドウはプラスチック製のまがいもの。描く意欲をそがれた。
バックの模様も難しいがドライフラワーとトウモロコシ、ざくろ、ほうずきも手ごわい。らしくならぬ。
③でバックの黒にはじめてランプブラックを使ってみた。
この黒は味があるような気もする。ふつう黒はあまり使うなと言われているのだが。
メイキングではないけれど、三枚は制作過程。①は教室で、②、③は家に帰ってから手を入れた。
人に教えるためのメイキングでなく教えてもらうためのもの。
どなたか、教えてくれる奇特な人はおられないか。(涙)

192 13浅間山
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以前描いた絵にいたずらした。
手前の木に桜を咲かせた。水彩では白があとから描けないので白パステル。
最初からイメージをもってから描くのが正しいとあらためて分かる。
水彩はなりゆきで描いたらだめ。
段取りと手順が大事。分かるまでなんと長いことかかったか。情けない。

193 旧前田侯爵邸2題
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ここの写生は二回目。
駒場東大前から10分ほど。左は現地でスケッチして家で手を入れた。
右は撮ってきた写真から 前回は2005。6だから8年前のもの。教室に通い始めてい一年後。
なかなか良く描けている、と思う。ということは上達していないということ。

194 13古時計
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静物は絵を描く人の性格が出ると何かで読んだ気がする。Stil life か。
時計が主役か、人形か?時計だろうな。とにかく空気を描きたいものだ。

195 猫六題
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猫に首輪をつけたのでまた懲りずに「カワイイ」に挑戦。

196 13フラメンコ
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これでもずいぶん抑えているが影の赤紫、明るいところの黄色など全体にきつい。
まだまだ。

197 花2題
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いずれも失敗作。
左の百合はもっと白く。右の水盤は現物と少し違うし、歪んでいる。
真ん中の花は造花。牡丹か。

198 13芍薬
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岡山のぶどう園で栽培されお隣りに送られたのを三本戴いた。
お福分け。ペンに淡彩をほどこしたのが、右上。
ここでやめるのもテだが、練習で着色。
先生は、白芍薬の花の線にブルーかなにか影をとおっしゃる。
写真でみると、白といえども紅ほのか。実際には黄色も入っている。
ムツカシー。

199 13London朝
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習作2点。ネタは右の写真2枚。左上は途中でやめた。
右下は2枚目。かなり描きこんだ。いずれも中途半端。

200 西瓜ぼかし
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それにしても出来が悪い。スイカと手前が桃なれどいかにもまずそうな仕上がり。
先生は皿やくだものの影が漫画チックで良くないとのご指摘。

201 13ひまわりとヴェニス
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上は教室で。静物と風景のおけいこ。
出来上がった絵は面白くもおかしくもないので、家へ帰ってから上塗り。まったく別の絵に変身した。足して2で割ったら良いかも。ということはいずれも失敗。
例によって最初からイメージをして描くことが出来ない。

202 13ベニス2題
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人がよく描くベニス風景を写真を見て描いてみた。
意外と様にならない。 いじって手をかけたわりには、2枚とものっぺらとして面白くもおかしくもない絵になった。なにかが足りないー何だ。
前回のひまわりのバックに右の絵を入れたが、これもいまいち。

203 13安曇野 夏の有明山
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例によって風景画の練習。安曇野の親戚のお嬢さんがネットにアップした写真は、そのまま「絵になる」良い写真なのに力不足。
写真と比較すると、まず有明山がどっしりしていない。これは、致命的。
冬や秋のここの景色を何枚か描いているがまだまだ。

204 13帽子
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未完。長い脚をもてあます若い女性の像。
アンディ・ウオーフォルのポスターなどをもう少し手を入れたい。

205 ここちゃん2題
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猫ばかり描いているのでFさんに頼んで愛犬ここちゃんの写真をいただき見て描いた。
ふさふさした毛の感じが出ない。マスキングの使い方が下手。
下は我が家のリーリーとのツーショットにしたが、先にイメージがないので例により成り行きだからダメ。月は白い方が良いかもしれない。もう少し手を入れたい。
よって右は未完。

206 13ひまわりと13バイオリン
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上は自分としては珍しく野心作。もう少しなのだが。
左のひまわり、ユリは右のそれと違うはずという先生。その通りだ。
ほとんど色をつけないくらいでも良いかも知れない。
下はトルソで難儀。バイオリンもくだものも。結局すべてダメ。

207 13猫2題
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どうしても怖い猫になるのはどうしてか。せっかくかわいいのに。

208 13スーパー梓に乗った太郎君
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写真を見て描いた。太郎君6か月。マスキングが下手。

209 13うさぎときじばと
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動物の練習。モデルは一羽ずつだが、2羽ならべた。
動くので難しい。
たくまずして上は淡彩風中はクロッキー風、下は細密画風となった。
上の2枚は教室で描き手を入れていない。
下は手前の一羽だけ教室で鉛筆で描き、家で着色。二羽めの兎は写真を見て入れた。

210 13バレリーナ
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カメラ撮影のアングルのせいか、上半身が足に比較して長いが、全体のプロポーションはまぁこれでよし。顔が良いと良いのだが、やや不満。
バックに白鳥でも描き加えれば面白い絵になりそう。
ただし、失敗の可能性も高い。

211 13りんどう
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左でやめられず、背景を変えた。
鮮やかな赤が欲しかったが、やはり最初からやらないとムリ。
マスキングの練習になっただけ。最初にりんどうのデッサンで失敗したのも痛い。
失敗作。

212 13バイオリン
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二週続いて静物だったのでやや食傷気味。
とくにりんごをはじめとして果物は、何回描いてもうまくいかず落ち込む。
ヴァイオリンの赤もなかなか思うような赤にならぬ。失敗作。

213 13自由が丘マリクレール通り
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上は現地でスケッチ。家で人物を入れた。
下は家で写真を見て。
先生の評は、「光がない。雨模様だ」 まったくそのとおりで、グウのネも出ない。
Bad example として紹介されてしまった(涙)。
なにがいけなかったか。よく反省して考えて、今後に役立たせたい。
A good example と言われるよう夢見て。

214 猫習作
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猫の目がいけない。もっとかわいい。
背景の練習ももうひとつ。

215 13ざくろ
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手前の赤いリンゴとレモンがとくに難しい。
チューリップ、とうもろこし、からすうりともつくりもの。難儀だ


216 13新宿御苑秋
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左は現地で描き家で手を入れた。NTTのビルを描きたかった。
朝日に輝く白がむずかしい。 まだ、平筆の使い方がぎこちない。
先生は春のようだとおっしゃる。右は写真を見て家で練習したもの。
塗りすぎて暗くなった。

217 13オウム2題
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マスキングの練習。
左がラングトン右がウオーターフォード、 あまり差異はないようだ。

218 13静物2題
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上は細密画の時間。細密はやめて普通に描いた。
右下の貝に手を焼く。
先生の評。なんとか絵にしようとして努力のあとは見える、とのこと。(!)
新パソコンに慣れず色具合が原画とちがう。
下はモデル人形のプロポーションが変。主役の赤,黄のパブリカがひどい出来。パプリカにならない。
花は造花。牡丹か。

219 13秋景色
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写真を見て風景画の練習。
上の左は「紅葉」、右は「黄葉」。赤と黄の練習。木はいずれも楓か。
下は 栂池の雲海。意欲作だったが、意欲のみ先行して技術伴わず。
三枚ともいまひとつ。珍しく先生が手を入れて下さった。
左上「栂池」は、雲海の雲のところ。白で塗り残したが、そこにブルーなどを。
「紅葉」には、黄色をさらに追加し、ブルーで影を。
「黄葉」は木の葉っぱの下の部分に影。 地面にもさらに更に少し影を。

220 13街着3
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マスキングの練習だが使い過ぎ。全体のバランスがとれていない。

221 14花
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マスキングをかなり使用している。まだ、感じが掴めない。

222 14カレンダー
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今年は 3枚も描いたがいずれも不満足な出来。
唐三彩は年賀状にも使ったが、背景をどうしようかいまもって決まらないで放置している。もちろん実用にもならない。

223 14冬景色
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冬景色の練習。
今年は3枚に挑戦。
この二枚はF4、ほかにF6.紙がなじまずうまくいかない。

224 14冬景色 室生寺雪
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雪景色の練習3枚目 バックの林の色を緑系にしたため先生から、冬らしくないと言われ、あわてて茶系を上塗りし失敗。雪のスパッタリングも不出来。

225 14人形
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途中、やめておけばというときがあったのだが、またまた塗りすぎ。
けっかとしてバックが少し薄めになったのが救い。






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脇坂俊郎水彩画文集Ⅱ-1(No.142〜180) [画文集「かくもながき愉しみ」]

142 2012カレンダーと青いドレス
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左は赤いバラにクレパスを使ってみた。右はまた少し手を入れ過ぎか。第18回淡友会展(24年3月)に出品。

143 青い静物と和服 
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左上は赤の練習。モデルは右にある人形を除き全て赤。うしろの布地も赤。
 さてそれをどう描くのかというのがテーマである。帽子からはじまり、秤、ビン、コップ、ケトルまでは良いが、りんごとバックはまだ手を入れねばならない。未完。 左下がその後、手をいれたもの。全く違った絵になっているようだ。
 右の和服は、手を入れ過ぎて失敗。泉鏡花の世界を目指したのだが。

144 蕎麦屋にて
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用紙は、画用紙。さあ、これからどう色を重ねてどこでやめるか。

145 11秋景色2
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写真を見て風景を描く練習。紙はラングトン。 鉛筆で描き着色したのが上の絵。しまりがないので着色後に鉛筆をペンでなぞったのが下の絵。
 写真では、明らかに木は白樺が多い。池にも白が映っているのだが、それは表現出来ていない。パステルの白か不透明水彩の白を使って見たがうまくいかない。何でも挑戦してやろうという意気込みたるや壮だが結果が出なかった。

146 12冬景色とガーベラ
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上は冬景色の練習。写真は上高地梓川か。川に氷がある朝の風景だがそうは見えない。
下は昨年描いたガーベラと百合の絵。失敗作で放っておいたものを引っ張り出して8Bの鉛筆とクレバスで甦らそうとしたがやはりうまくいかない。あとから手を入れても取り返しがつかないとはこのこと。何度やっても懲りずにやっている。

147  11ビン2
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昨年(23年)はビンをずいぶんと描いた。これもその一枚。しばらくこのHPの表紙絵に使っていたのが制作途中のもの。それに手を入れたのが上。こちらの方が悪くなっているかも。後悔先に立たず。やはり塗り過ぎ。 黒一色の背景、テーブル。これを表現するのは至難だ。

144  水仙
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花は難しい。何枚描いても絵にならない。手前にある花、少し背景に近い所にある花など奥行きが出ない。花束の感じにもなかなかならない。まして花器との微妙なバランスなど表現出来ない。
 右はやめる直前の絵。仕上がりからは光も消えた。残念無念。

149  12プラスターと花
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真ん中の花は牡丹の造花である。右の薔薇も造花。左のミニばらだけは本物。
カルチャーも経費節減で苦労が多いとわかる。右の前は浮き玉。
 石膏は何色にすればよいのかいつも悩む。バックはカーテンの模様はともかく雰囲気だけでも出したかったが果たせなかった。

150  冬の顔
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テーマは冬の顔。どういうのが冬の顔なのか分からないが、本来は自画像の練習。
みな老年の顔を描きたくないのでこのテーマは不評である。
 そこで家族の写真を見て描いても良いということになり冬の顔と相成った。
 老年でも、自画像は勉強になるのだと先生。右は先生が鼻の下、下唇、あごの下に影を入れ上唇を少し濃くしてくれた。 顔を描く時の基本だそうだ。あっという間にイケメンの青年となり老醜まで消えたので仰天、その後手を入れていない。
  自画像や老懶の春滲みけり   杜 詩郎
 左は写真を見て。中華料理店「希須林の前」にて。

151  バレエ二題
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左は頭手足だけペン。あとは鉛筆。右は鉛筆。塗り過ぎ。左のかすれるくらいの淡い方が良いか。右の鉛筆の線は黒く汚れる。硬いほうが良いのか。悩み多い。

152 12バイオリンとプラスター
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バイオリンは静物と風景のテーマ  バイオリンと風景の境目が難しい。もう少しぼかせばよいのか。 プラスターは、もう少し顔が大きい。デッサンに時間をとられて着彩がおろそかになった。

153  青いスカーフと民族衣装
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全く別の日だったが、描いた場所が同じ位置だったせいでたまたま同じような構図になった。
 左はピンクのドレスに気をとられ顔を失敗。塗り過ぎ。右は怖くて顔をいじれなくなった。なさけない。未完成。

154 12猫三題
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久しぶりの猫の登場。左上は猫だけペン。ウコン桜をイメージした。
左下は辞書の上に頭をおいて寝る猫。右は表紙につかっていたもの。
手を入れていない

155  碑文谷公園
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 上2枚は現地で描き、家で少し手をいれた。右の方は先生が固有色にこだわらずにと仰るのでそのつもりで描いた。もっと固有色を入れるのを我慢しないといけないようだ。
 下は左上と同じ場所を撮影し、家でその写真を見て描いたもの。固有色にこだわらずということを引き続き意識した。構図はこちらの方が面白いのは皮肉だ。いずれにしても、もっと楽しい線にならないと面白い絵にならない。

156  12ダリアと12ぼかし
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左はカラー、朱色はフリージア、アナナキュラスなど。説明を要するデッサン。
右はストレチア(極楽鳥花)、ホタルブクロ、左は薔薇。こちらの方が少し動きがあるか。
先生は、ぼかし、にじみの練習のときは、最初は遊べ理性を失って、あと理性を取り戻して少し修正と仰る。


157 ばらと雉
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上は、朱色の薔薇。葉はなるべく緑を使わず描いた。下は表紙習作のまま、手を入れていない。

158 12新宿御苑春
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 ①と③は6月8日現地で描いたもの。②と④は写真を見て描いたもの。
 春というより初夏の御苑は緑一色。大きな泰山木の木が二本花をつけていた。出来るだけ緑を使わないようにしてみたがイマイチ。
 それにしても、自分の見る目とカメラアイの違いを見せつけられる。カメラの高角度アングルの方が面白い絵になるのは情けない。まだまだということ。

159  12風景
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 風景画の練習。なるべく固有色を使わないようにして見たがなかなかどうしてそれも難しい。いっそ一色にしてみたい誘惑にかられる。


160 12猫4題
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相変わらず模索中の猫。

161  12チマチョゴリと百合
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 民族衣装 チマチョゴリはバックに顔回村の彫り物を入れた。F10のペンはきつい。
花 ひまわりもピンクの百合も手ごわい、きつい。

162 12静物風景
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 静物のモデルが遠くて見にくいので難儀した。2週続きで後からペンで描いたのが右の絵。二枚とも未完。

163  ねこ四題
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 左下のみF4・アルシュ。 実物の「かわいい」からほど遠い。練習あるのみ

164 夏の顔
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 夏の顔とはどういう顔か?もっとブルー系の色を多用すれば良いのか。①と③は、実物はもっと淡い色。②はレストランにて。なかなか似ない。似るのが良いともかぎらないが。

165 12鶏頭
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 鶏頭や百合より壺の模様の方が面白いのはツライ。
何枚描いてもなかなか「花の絵」にならないのはどうしてか。

166  12ぶどうとアンセリウム
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上は静物、下は花の練習。
 いずれも何回か上塗りをしているが、良い絵にならない。 8Bの鉛筆とクレヨンの力を借りた。

167   12街着
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 スカートがうまくいかずクレヨンの助けを借りた。 もう少し手を入れたい。
バックのピンクや紫。

168 12猫4題(2)
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猫、むずかしいー! ギブアップしそう。

169 12 新宿御苑秋
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上は現地で描いたもの。
先生は左の木の元にも水平の影をつけよ、とのこと。
右は桜の木の枝が面白くて、写真を見て、鉛筆を使わずに描いてみた。
はじめての試みだ。
最後に白パステル(粉)で斜めに光を入れて見た。
朝の感じを出したくて。陰もいるのかも知れない。

170 12かぼす2題
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上は鉛筆なしの水彩。
下はクレヨンと色鉛筆を使っている。
用紙はラングトン。

171 はがき大3 枚
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 世界堂で貰ったおまけの紙、はがき大。
あまり小さなものは描いたことがないのでおっかなびっくりで描いた。
最初にバックを描き、乾いてからこれも初体験のジェルボールペン(0.78mm)で。ここまでは順調。
しかし、ボールぺんで描いた上から色を塗るとザンネン黒が滲んだ。
アルシュだからかどうかほかの紙でも試してみる必要あり。
それにしてもせっかくのアルシュなのだからもう少しバックなど一工夫が欲しいところ。

172 代々木公園の鴉
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代々木公園の噴水のある池にあるウオーキングボードというかデッキというか板を歩く烏。そばに乳母車の赤ちゃんがいてひやひやする。なにしろそばで見るとデカイ。
怖いくらいだ。
絵は少し痩せている。烏の濡れ羽色というのは綺麗だが難しい。

173 12らんぷ
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 かなり手を入れているが満足できない。とくにみぎの本とランプ。バック。りんごの影。
わー、沢山ある。
またまたバックと本、右のランプを手直ししたが、どうか。
まだまだ不満。
なおバックに白パステルを使用した。

174 12代々木公園
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いずれも現地でスケッチ、家に帰ってから手を入れている。
上はまずまずなれど、下は不満足。遠景の紅葉など。
近景の紅葉にパステル使用。

174 代々木公園2
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写真を見て描く練習。
鉛筆は色の案内役というので、鉛筆なしを試みた。
左は写真を見て描き、右はトレース。
並べて見ると、それぞれ反省点多く、少し勉強になった。
用紙はいずれもアルシュ。

176 12 習作猫1
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いくつかのはじめての試みをした。マスキングなど。
まだまだ,たどたどしい感じだ。練習あるのみ。
左はまだ手を入れて良いのかわからぬ。用紙はアルシュ。

177 12猫習作2
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いろいろ新しいことに挑戦中。
右下の黒は黒インキ。白い点はガッシュのスパッタリング。
右側赤系統は、強すぎるか。

178 井の頭公園
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 左は現地でスケッチ、彩色。後から少し手を入れている。マスキングインクを木のスカイフォールや池などに使用したが、まだまだ使いこなせない。
右は下の写真を見て練習。同じ弁財天の社が主役のつもり。左の絵はこの手すりのところで描いたものだが、 現地では、弁財天がこんなに大きく見て描くものとは。
初歩的な誤りを犯しているのだと分かった。加えて近景が無いので奥行きが出ない。
いずれも失敗作。

179 12 習作
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習作2点。
スパッタリングなどいくつかの新しい試み。まだまだである

180 12里山と13カレンダー
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 左はみずほ銀行のPR誌の写真が気にいって描き始めたが、なかなか思うようにいかない。とくに遠景の高い山がいけない。
右はいつものカレンダー。試みに仕上げで黒インキで輪郭を。
失敗。
































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脇坂俊郎水彩画文集Ⅰー4(No.131~190) [画文集「かくもながき愉しみ」]

131 10冬景色
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例によって、雪景色の練習。写真を見て描く。場所不明というか、国籍不明。
今頃気づいてなんだが、風景画は遠景が多い。なぜか理由は分からない。

132 牛の骨
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なにやら意味ありげな絵だが、特に無い。牛骨は、よく画材になるが描くのははじめて。
後ろは新宿のヒルトンインターナショナル。東京砂漠といったところか。

133 新宿御苑の桜
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 4月9日 台湾閣を描く予定を変更して桜のある池にした。
一時間もしたら疲れて、やめて帰ってきた。真ん中の池に映るさくらが綺麗なので、挑戦したくなったが成功していない。

134 10あじさい・カラーとユリ
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  いずれもアルシュを使っているがこの写真は修正しているので実物はもっと暗い。
相変わらず光を捉えることが出来ないでいる。

135 旧岩崎邸
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上は現地で描いたままのもの。
下は、別の角度から写真を撮り、家で描いた。
いずれもいまひとつ。
岩崎邸は、湯島にある。
三菱マークのもととなった紋の彫られた門塀もある。

136 タイの女性
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 一年前の2009年6月5日に描いた絵。
疲れてここまでがやっとだった。
あとで、手を入れるつもりで、はや一年が過ぎてしまった。
光陰矢の如し。
手を加えない方が味がある。

137ブーツでおでかけ
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 紙はキャンソン、街など背景を入れたかった。
背景に何かないとバックの色つかいが難しい。
ペンの場合は、顔もむずかしい。もっと細いペンを使えば良いのか。かんじんのブーツは、少し短めの太いものなので、らしく見えない。
ダウンコートももう少し色が黒っぽいのだが。
不満だらけの絵。

138 10パン2
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 今年二回目のパン。
静物は、ものの前後関係、バックとの距離などが、なかなかうまく表現できない。
いつも、こんどこそは、と思いつつ終わる。

139 烏賊と鮎 細密画の練習。
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ペンの方が出来あがりは良いみたい。
上の小さな魚も鮎、琵琶湖の笹鮎か。
あいのささやき。何匹かの澤蟹はよけいか。
考えてみれば生の魚を描くのは、はじめて。なかなか生の鮎や烏賊にならない。

140 九品仏 浄真寺
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5月28日、これ以上は無いというようなスケッチ日和。
東急大井町線九品仏駅前にある浄真寺仁王門。
緑陰がテーマだが、この緑がむずかしい。
もっと光が強く影も濃い。
もう少し何とかならないものかと思う。
浄真寺は延宝六年1678年創建の古い浄土宗の寺。
ご本尊は九体の阿弥陀如来、これを九品仏というとのこと。

141 ミモザ・菖蒲
左は21年3月に描いたもの。
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手を入れようとして果たせなかった。真ん中の花は芍薬でなんと造花だった。右は22年2月に描いた。これは手を入れて失敗した例。この二枚の間には、ほぼ1年近くの間がある。ちっとも上達していない。

142 水仙・薔薇
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左は22年1月、太いペンで描き色を入れた。
水仙のほかは、きんぎょ草。
右は22年6月に描いたもの。ビロードのような真紅の薔薇はどう描けば薔薇になるのやら。

筆を置くとき
 どんな絵にするのかを最初に考えるのか、描いていてこれで良いと思ったらやめるのか。
これが水彩画をはじめたときからの疑問である。先生にうかがうと後者であるとの答えだったが、人によってレベルによってあるいは異なるのかも知れない。
絵を描いているといつか来るという「これで良いという瞬間」とはどういうときか、そんな時がはたしてやってくるのか。その時が来ないうちに厚塗りして潰してしまうことが多い。これは難問である。
(20.6.16)

143 静物3題 ダリア
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 つい先日6月18日に描いた絵。19日に少し手を入れた。主役の林檎がいまいち。
これより麻酔われはダリヤになりにけり 栗林千津子

赤いボトル 09.1 F8 鉛筆(ワトソン) かなり以前に描いた絵。手を入れていない。
いずれ 練習のため、手を入れたいと思っている。
石榴の実涙の粒に似しを食む 馬場移公子
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ポピー 09.1 F8 鉛筆(ワトソン) これも一年半近く放っていたものを最近少し手をいれた。背景をもう少しいじりたい感じ。
けしひらく髪の先まで寂しきとき 橋本多佳子

144 ペン画3 題
10 静物 白馬三山
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赤い帽子はぬり過ぎ。
背景は,白馬(しろうま)岳2、932m、杒子岳2、812m、白馬槍ヶ岳2、903mの白馬三山。長野、新潟、富山にまたがる北アルプスの名峰。その麦秋風景。
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10 静物 槍ヶ岳
背景は塗り過ぎ。
穂高連峰の北側、長野と岐阜の県境にそびえる標高3,180mの秀峰。名前は言わずと知れたツンと尖った山頂の形にちなむ。日本のマッターホルンと呼ぶひともいる。
この絵はバスケットのなかの麦わら帽子が主役のつもりが槍ヶ岳になってしまった。

10 花 赤いゆりとダリア
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最近のゆりは、色も形も色々。
いつか見たいわたけのゆり園には多種、多様なユリが沢山咲いていた。
行ったことはないが、所沢にも同じようなゆり園があるらしい。
このあでやかなゆりの花を見ているとかえって山ユリの方がシンプルで良いようにも思える。
むかし、いなかの山裾に沢山の花をつけたゆりが咲いていたが、今でも咲いているのだろうか。

指さしてわがものとする崖の百合 橋本美代子

145 10かぼす
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 かぼすがグレープフルーツのように実をつけたので、摘果して絵を描いてみた。先生からは、固有色にこだわるなと教えて頂くがどうしても翠色にしてしまう。

146 人物3題
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 いずれも F10 鉛筆 左10ハンガリーの民族衣装.背景が、難しい。
ペンでなぞった。

右10フラメンコ未完である。シースルーの長そでブラウスが上手く描けない。
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10赤い帽子 これも未完。バックがまずい。

147 ぼかしとにじみ2題
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くだものと酸漿鉛筆・黒いセーター いずれもぼかしとにじみの練習。
左は教室で。用紙はアルシュ。右は家での復習。用紙はキャンソン。
水彩画特有の技法であるにじみ、ぼかしを習得するのは、なかなかたいへんである。根気と計算が要る。

148 10街着・10りんどう
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街着
用紙はアルシュ。
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まだ、手を入れる余地がありそうだが、だめにする可能性も高い。
やってみたいのは、背景に赤系統の色をもう少し強く入れてみること。

りんどう
用紙はワトソン 2時間で描き、そのまま。
両サイドの鶏頭と薔薇に力が入り過ぎたか为役の竜胆の影が薄れた。
全体を見て描かないとこうなるという見本みたいなもの。
右のモンステラの葉ももう少し手を入れたい感じ。

149 風景と人物
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ブルゴーニュの夏
風景画の練習作。先生にもあなたは遠景が好きだねと呆れられた。確かにこれでは、近景、中景、遠景の練習にならない。紙はアルシュ
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 帽子を持つ女性
No.99と同じテーマである。
街着の女性
2週目にべつのモデルさんを描いた。
それを手直した。
相変わらず全体のプロポーションがなっていない。
バックももう少し赤系統を入れたい感じ。出来は、これも良くない。
紙はワトソン。
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150 10 赤い百合(鉛筆)・新宿御苑の松( ペン)
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上は写生の日が曇りとなり、代わりに花を描いたもの。
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下の新宿御苑の松は、延期した写生の日に描いたもの。
御苑の松の木は、アカマツの一種なのか調べたが分からずじまいだった。
きのこのような帽が特徴。園のあちこちにある。

俳句では、松の緑というと松の芯のことで春の季語。
色変へぬ松というと紅葉に対応して秋の季語。
絵は、評するに値せず。

151 コスモス・皇层和田倉門
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 コスモスは絵にするのは難しい花のひとつ。花はたよりなげ、葉も細くて捉えどころがない感じ。
心配した通り壺の方が主役になってしまった。
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皇层を描くのははじめてのこと。場所は和田倉門付近から、有楽町方面を描いた。
そこは、むかし勤めていたビルが見えた。
それを真ん中に入れた。
センチメンタルジャーニィならぬセンチメンタルスケッチング?になった。

ここからは22年2月から23年12月までのもの。 カルチャー歴6~7年目にかけての作品集。 作品集というのは恥ずかしいくらい。まあ習作集といったところが妥当な線か。

152 10秋の果物・ベレー帽
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スケッチ淡彩の日 「スケッチ淡彩」とは通っている教室の講座名である。
かれこれ30年近く続いているという。
先生はO氏。
朝日カルチャー教室は、西新宿の住友三角ビルの4階にある。
朝8時半ごろ家を出て、西武新宿線中井駅で大江戸線に乗り換え都庁前で降りる。
たいてい始まる前O(大和銀行OB)、M、Hさんとお茶を飲む。
時にW(野村證券OB)、Sさんらが加わる。
一番Wさんが元気で他の教室にも通い、一人でほぼ毎週スケッチに出かけるとか。
最近胃を切ったというのにである。
Oさんはアラナインティ、教室の長老、良い絵を描かれる。
教室一とだれもがみとめている。
Sさんは中野のアニメ会社の社長で美校の講師先生。
二年ほど前、肺がんでご为人を亡くされた。
年齢不詳。
Iさんが亡くなり、S(住友信託OB)さんが高齢を理由にやめられた。
女性では体調不良でOさんがやめ、川越の別の教室で勉強している。
あとに新しい方が入られてメンバーも大分変わった。
教室は10 時から1 2:30 まで。
先生はたまにまわって来られて、ひとことふたこと言葉をかけてくださり、ほんのたまに筆をとり教えて下さる。
先生は、小磯良平門下とか新制作協会会員で油絵作家とのこと。
水彩画は得意ではないように見える。
S、S、Tさんとたまに52 階のイタリアンレストランなどで食事を付き合うがたいていは12 時ごろやめて早帰りする。
右胸の疼痛がきついのである。
鷺ノ宮駅トモニでおむすびとアンパンを買って家で食べることが多い。
最近は2度ほど、中井駅前の「又次郎」という蕎麦店でもりなど。
教室に淡友会があり毎年、年度末に一週間のグループ展がある。
京橋のギャラリーくぼたで開催され今23 年度は第17 回である。
第11 回から出品したので今回で7 回目となる。
自分としては初めてであった第10 回は、照れくさくて出品しなかった。会の帽事は男1 名女性2 名で为たる仕事は、このグループ展のお世話と12月の忘年会の運営である。
第13 回のときにS、Sさんと務めたがけっこうたいへんで2 度とはやりたくない。
Sさんは同期生、ほかにSさん、Oさんと4人が一緒に入ったが、後の二人はその後ほかの教室へ移られた。
教室は2 ~3 年がいいところだと思うが変わるのも面倒。
そのうち体調が悪くなり、健康、元気のバロメーターとして通っていて思いがけず長期になってしまった。
マンネリ化は否めないが、いつまで続くか体調次第というところである。
(23.12.9 )

152 10秋の果物・ベレー帽
秋の果物は、林檎をはじめくだものが変。栗のいがもむつかしい。
左のベレー帽の絵は、未完成。バックの左側はどうすればよいのか分からない。

153 清泉女子大学(旧島津侯爵邸)
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女子大は五反田にある。
ベランダは回廊になっている。実際の曲線はもっとなだらかである。少し強調し過ぎ。
建物は旧岩崎邸に似ている。同時代のものか。建物も魅力的なたたずまいだが、右のメープルらしき大木が素晴らしい。黄色に色づいて秋酣の風情。

154 10猫2題
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  左は眠っているところを写生した。右は椅子の背もたれでふざけているところを写真で撮り、それを見て描いたもの。同じ猫とは思えないほど感じが違う。それは下手だから。

155 10秋景色2題
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二枚とも写真を見て描く練習。
左はサブプライムローンいや木漏れ日がテーマ。右はお寺の階段が为役。いずれもダメ。
気合いが入っていない。

156 23 年カレンダー
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22年も残すところあと数日。
2011 年のカレンダーをつくる時期となった。
カレンダーの絵がクリスマスとはいつもふさわしくは無いと思うのだが、つくる時期が時期だからか。
この花は何と造花。造花を描けば生花の如くなり、生花を描けば造花のようになるのは情けない。
がいつもそうだ。
先生は、カレンダーなのだから、リアルでない方が楽しいと妙な慰めを仰る。
降誕祭讃えて神を二人称 津田清子

157 10フリージャとばら
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フリージャは昨年暮れに、右の薔薇は新年になって描いたもの。
左の絵の真ん中は、ガーベラで右上の赤い花はダリア。あまりそれらしく見えない。二時間ほどで描き、その後手を入れていない。
右は家に帰ってから少し手を加えた。手を入れない方が味がある。
それにしても、薔薇に椿ではちと違和感無きにしも非ず。

158 11和服

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今年の描き初め。
No.157 の薔薇の絵と前後してしまったのは、アップロードするのをためらっていたことによる。和服の女性は、和服がぞろりとなってしまっていつも失敗する。
出来が悪い。
これも、顔が気に入らないし、右の掛け軸ももう一つだ。
モデルはもっと若くて可愛いのだが、まるでそう見えないのは何故か。若さを捉えるのは容易ではないということ。
結局グループ展に出すものがなくて、この絵を出品することになってしまった。

159 11雪景色
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 京都の街並みか、どこか、写真を見て雪景色を描く練習だが、写真に場所の説明がないので不明。
先生は、残り雪にもっと厚みをと仰るがなかなか難しい。
坂道や小雪の積る甍などが为役だが、京であれば古都の雰囲気はもう一つ明暗の工夫がいるのであろう。
空を少し暗くしてみたがまだ足りないかもしれない。

160 11静物2題
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左は、人、右はうさぎの人形が入っているのが共通している。为役は右の絵では人形だが、左は赤い帽子。
静物は相変わらずバックに苦労している。難しい。

161 11人形
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 例によって人形が人のように表情を持ってしまった。右にあるのは黄色い帽子であるが、そう見えないのが残念。背景の町ももうひとつだ。それにしてもF10号は大きくてしんどい。

162 11ウクレレ
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本来の主役は、横になった花束。いつの間にやらウクレレになってしまっている。
これはいったいどうしたことか。描いている自分にも分らない。

163 1 1黒い靴下
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 これは、自分としてはもう少し手を入れたい。靴下をもっと黒くもしたいし、バックを何とかしたい。
とくに下の方に濃い色を入れたい。左の余白は何も入れない方が無難か。

164 1 1フラメンコとサリー
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これも未完。それにしても、フラメンコとサリーでは合わない。

165 池田山公園
池田山公園は、山の手線五反田駅下車。
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今はねむの木庭園となっている皇后の実家正田邸跡を経て徒歩15分のところにある。
左は現地で描いたもの。右は、帰ってから写真を見て描いた。同じようになることを再確認しただけ。どちらも新緑の木の枝のかたまりが表現できていない。

166 11猫2題
左は寝ている時に写生した。
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急いで描くのだが、動くのでなかなかむずかしい。右は写真を見て描いたもの。同じ猫だが印象は全く違う。実際に猫はかわいい時ときつい時と表情が一変することがあるが。

167 地球儀とほたるぶくろ
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 2枚とも教室で描いたままで手を入れていない。

168 2匹の猫
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 左は普通の描き方で描いた水彩画。右はひだりのバックを塗る前にカメラでとり、お絵描きソフトでバックを(指で)入れたもの。
つまり、お絵かきソフトでバックの練習をして、左を完成したかたち。最近のソフトは、良くできている。
日進月歩である。後から文字を入れたり、色々な加工も可能だ。
ほかにも水彩の練習にもなる使い方があるかも知れない。
絵は、写真を見て描いたもの。
こういう猫が近くにいるわけではない。
恋猫の皿舐めてすぐ鳴きに行く 加藤楸邨
169 11芍薬と百合
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 5月27日雨のため写生会(武蔵小山の林試の杜公園)中止。花に変更となり2枚描いた。
左は着色できず、家に帰ってから仕上げたもの。右も少し手を入れた。いずれも用紙はキャンソン。
やっと線の上に着色する感じが少し分かりかけたように思う。しかし芍薬の中心ははもう少し明るいピンクだ。
左右より芍薬伏しぬ雤の径 松本たかし

170 かぼすとパイナップル
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左はガーデンテーブルにのっているかぼす。昨年の秋に収穫した時の写真を見て描いたもの。
右は最近作の細密画の練習。硬い鉛筆を忘れたのでBで描いて彩色。

171 11 街着
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デッサンが出来ていない。もう少しだという気がしないでもないのだが。
絵としては未完。頭を少し冷やしてから見直して見よう。

172 林試の森公園
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林試の森公園は、東急目黒線武蔵小山駅下車。周囲は高級住宅地。昔は林業試験場があったのだろう。
絵は木や林を描くしか手は無い。
木も林も好きだが絵に描くのはむずかしい。木の肌、緑の葉それぞれ樹種によって明らかに違いがあるのだが、表現するのは至難である。
2枚とも家に帰ってから手を入れている。入れない方が良かったと毎度のことながら悔やむ。

173 11猫6 題(1)
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 すべて写真を見て描いたもの。かわいさを表現したいのだがまだまだである。

174 11あじさいとひまわり
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二つの花はそれぞれ変わり種。
それにしても、あじさいとひまわりではどうにも合わない。
用紙はキャンソン。
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太田先生の絵

175 シェラトンサーフライダーホテル
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夏の風景画の練習(2週続き)。
上の絵は、1週目にペンで描き、下の方を家で練習のためにペンから着色まで描き上げたあと、2週目に教室で着色した。従って上の絵は下の絵で練習したうえで着色したことになる。
努力の割に成果がもう一つ出ていない。どうしても同じような色調になる。2枚目は変えようと思いながら描いたが、あまり変わっていない。
人は変わるのは容易では無いとつくづく思う。まして落語でいう「化ける」など夢のまた夢だ。
上の絵はJTBのハワイ観光のパンフレットの写真を、下の絵は我が家にあった写真を見て描いた。

176 11ぼかしと牡丹
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 上はぼかし、にじみ、たらしこみの練習。
もっと奔放に遊べと先生はおっしゃるがなかなか出来ない。結局、仕上げのための筆入れでいつもとさして違わないものとなった。
下は次の週の花の絵。
なんとなく前週のぼかしなどの練習の雰囲気が出てしまうのが可笑しい。
このボタンは造花。もっと紫色が強い。皿の上の花は、いまいち。

177 11猫6 題(2)
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 猫は寝ていると描きやすいが、起きているときはまず無理である。従って写真を見て描くことになる。
が、なかでもとくに眼がむずかしい。
(下段の二枚は写生、そのほかは写真を見て。)

178 11 マンゴー
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 主役はトウモロコシかマンゴーなどくだものか。それとも左側にあるドライフラワーか。
どうも静物はとらえどころがない。黒いカーテンのバックにも悩まされた。

179 11吾亦紅
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 今年もまた吾亦紅を描く季節になった。ほかに芒、鶏頭、秋だ。
あんなに暑かった夏はどこへいったのか。
カラー用紙にしたが、上手くいかずまたクレパスを使った。

80 宝来公園
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宝来公園は田園調布にある。
田園調布の西口に出ると街は高級住宅地が放射線状に広がっている。
帰りに」兵隊屋」という変わった名前の蕎麦屋で穴子せいろを食べた。
まずまずの味であった。
上は横長のスケッチブック。
下はアルシェ。

1 81 大使館の猫
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 暑い夏のある日、新大久保の「大使館」という名の韓国炭火焼肉料理店の2階のテラスで食事をした。その時にテーブルにやってきた猫。
我が家の猫と違ってどうやら西洋系のよう。一種独特の雰囲気を持った猫であった。
妖しげな雰囲気を出すべくバックを多彩にしてみた。

182 11青いビンと果物
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 この絵はもう少し手を入れたい。とくに一番右のビンとくだもの。
先生の評・「下の部分の影をもっと濃くしなさい」。

1 83 石仏
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 昔、奈良の山の辺の道を歩いた時に見つけた石仏。写真を見て描いた。歳を経た石の感じを出したいのだが、どうすればよいのかわからない。
23.10.19

 184 床の上の静物
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床の上に置かれた古いカバン、薔薇のドライフラワー、果物ランプ、トランプなどなど。
これだけのものを8Fに2時間半で描くのは大変だ。
どうしても雑になる。雑な方が面白い絵になるのかも知れない。皮肉な話ではある。
2011.10.22 床の上の静物 F8 ペン

水彩の特質と良さ
水彩の特徴といえば、何といってもその透明感にあるのは誰もが認めるだろう。
だから、出来ればさわやかな絵を描きたいと願っている。
清明感と言ってもよい。
ところが、もうひとつの特質に非可逆性みたいなものがあってこれが、描く者にとっては厄介である。
油彩やパステルなどはある程度途中で修正が出来る。
平たく言えばやり直しがきく。
ところが、水彩は墨絵などとも似ていると思われるが後戻りが出来ない。
また色を重ねると暗くなるし透明感がなくなる。
さわやかさや清明感とはほど遠いものになってしまいがちである。
どこでやめるかとも関係があるが、短時間にさらりと描くというのが良いようだ。
そういえば、水彩画は、美を短時間で捉えるというのが特徴であり、良さでもあると誰かが書いていたように思う。
(23.12.12 )

185 11猫6題(3)
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猫、猫、猫・・・・・。猫ばかり描いているが、起きている猫を描くとどうしても怖い猫にしか描けない。
かわいい猫にならない。なぜだ。
それで寝ている猫を描く。
23.10.23 リーリー 右下はペンと色鉛筆

186 多摩川台公園
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上の左はG5の鉛筆、ほかの2枚はF4ペン。
上の2枚は現地、下の一枚は写真を見て家で描いた。
いずれもいまいち。

187浴衣と花
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左は八月に描いたもの。季節感がずれている。
それだけ気に入らずに手直しを続けた。
まだ同じ状態が続いている。
右も左に同じくどこか気に食わない。バック、百合、鶏頭手前のぶどうなどの果物も手を入れたいのだが。根気が続かないのとこれ以上手を入れても良くなる気がしないのと両方である。
ああ。

188 11猫6題(4)
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猫の表情は多彩だ。写真を見て描くことが多いが、描きようによっては、ガラリと写真の表情と異なることがある。長靴を履いた猫や百万回生きた猫など童話の挿絵や絵本のねこなど、猫の絵は個性的なものになるのも頷ける。

189 11教会
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No.186の多摩川台公園をスケッチした時に、東急東横線多摩川駅の近くに教会があった。写真に撮って帰りペンで描いたのがこの絵。写真とは違う雰囲気を出したかったが、なかなかうまくいかない。
画友4,5人と近くの「田焼(でんしょう)」と言う店で鉄板焼きランチを食べて帰った。

カルチャー教室の時間
教室の生徒が増え30名前後になり全体に狭い。
イーゼルが既に並んでいるのでたいていは、窓際の明るいところを選ぶ。
高いイーゼルもあるが、疲れるので低い方で座って描く。座ると楽だが、時折り離れて見る必要があるのについ面倒で怠る。
描く時間は2時間半。
先生はこの間に一枚それなりに仕上げることにこだわる。
時間内に仕上がるかどうかは絵の大きさによるのに先生はそれを示さない。
個人の力量次第ということか。
たしかに水彩の場合は目安の時間は必要かも知れぬ。
人物など気に入ったモチーフのときはF10とかB3ワトソン紙を使う。
ワトソンは100円だがアルシュは525円と高いのでめったに買わない。
体調不良のときは、F10、B3は大きすぎてきつい。
普段はF8のスケッチブックをバッグにいれて持っていく。
12時ごろまでは、皆静かに描いているが、終わりの30分くらいになるとあちこちで話し声が聞こえてくる。
家で描いて絵を持ってきて、先生に見て貰う人もいるが、面子は不思議と限られるようだ。
たまにイーゼルを並べて先生が講評をすることがある。
風景のときはたいていスケッチの翌週にこれがある。
このとき自分は余り先生の話を聞いていない。
これでは上達するわけがない。
疲れはするが好きな絵に没頭できる至福の2時間半である。
(23.12.15 )

141 2012カレンダーと帽子
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平成24年カレンダーは秋景色の練習で「紅葉」にした。使った写真の木はメープルらしいが、葉の大きい感じと葉のかたまりが難しい。先生はとくに葉のかたまりごとの赤、朱、黄色とリズムが欲しいと仰る。かたまりは陰で付け、リズムは色の強弱でつけるのだと思うがなかなか陰の良い色も見つからない。
いずれにしても、もう少し手直しが必要。
「帽子」方もバックその他をもう少し手直ししたい。
ともに未完。

アトリエ1046

カルチャー教室の翌日は土曜日。
画材の入ったバッグをファンカーゴに積みマイe ハウスへたいてい行く。
車で30分ほど。
コーヒーのあと、10時半ごろから教室で描いた絵をながめ手を入れたり、新しく何か描いたりする。家人はバイオリンのおけいこ。
12時ごろには家人がランチを作ってくれてピポンと2階のチャイムが鳴る。
二人でランチだ。
天気の良い日には猫額庭のテーブルでということも。
2時半ごろには帰宅。
この時間も黄金の時である。
もちろん体をなしていないけれど、ひとりe アトリエ1046と称している。1046は、杜 詩郎 杜白の洒落。


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脇坂俊郎水彩画文集Ⅰ〜3(No.84~130) [画文集「かくもながき愉しみ」]

ここからは平成20年1月~21年3月の間に描いたものを収録している。
この時期、体調がもうひとつだったといえ、描いた絵は、撮影した写真をソフトで修整しないとHP にアップロードするにはしのびないような出来の絵ばかりであった。
今回、本のかたちにするにも枞や縁どりに背景色をいれるなど、絵をそのままで掲載するのではなくいわば装飾した。
絵を額縁に入れて、すこしでも立派に見せようというのと同じくなさけない魂胆である。
自画自賛 絵は、自分が少しは上手いと思わなければ描かないだろう。他人と比べてでは無く自分の他の才能に比してという感覚である。
実際に描いて見て、こりゃだめだと思うのは、自分の理想と実力の差が分かるからだが、いや練習すればもっと上手くなる筈とおもうのは自惚れか、自分の能力、力を分かっていないからか。
自分の絵に満足出来ないのは、向上心からと言えば聞こえがよいが単に欲だけかとこの頃思う。
これが実力、これで良いのだ、いいところもあるではないか、となぜ思わないのか。
そう思えば描いていて楽しいに違いない。
ぼやきもおおいに減るというものだ。
(23.12.10 ) 原画と写真画像 デジカメ写真で水彩画を撮り、HP にアップしたり、ポストカードにしたりiPad で眺めたりしているが、カメラ、液晶、印刷技術の進歩の恩恵に浴しているなとつくづく思う。
安いし、扱いが簡単なのが何よりである。
携帯端末、PC 間のデータのやり取りもクラウドの出現以来本当に楽になった。
しかし、絵を描く者にとって気になるのは原画と写真、画像との違いである。画像処理技術の進歩で明度、色合いなどかなり変えることが出来るので原画と似てもつかぬ素晴らしい画像になる。しかも写真は原画より小さいので縮小の結果、小さなアラが目だたなくなる。
総じて画像の方が奇麗になり、へぇ、こんなに上手いのかと錯覚しかねない。
きっと油絵や水墨画などより水彩画の方が光が重要だから、明るく調整すると窯変とまでではないが良くなるのだろう。
印刷も同じことである。
油絵の絵本は少なく、水彩の絵本が多いのはこのことによるのに違いない。
(23.12.20)

84 花
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花をいきいきと描くのは本当に難しい。
そこで壺の形と色が面白いなどと言って花器も描く。
また、少し全体を左に寄せて描いたりする。
これもみんないきいきと花を描けないので逃げている感じだ。

85 鏡
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少女のトルソやキリンの人形などの静物と鏡を描いたもの。
左はssさん、右はskさんが鏡に写っている。
鏡の面がなかなか表現出来ない。
上手な人のをみていると、まさにさっと描いて「らしく」なっているのだが。

86 08カレンダー
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カレンダー用紙は特別な紙である。
紙のせいにするわけではないが、うまく水彩絵の具が乗らないような気がする。
毎年何を描いたらよいのか迷う。何を描いても一年間見ていたら飽きないわけがないし、一年間見るに堪えるかが問題だ。それにしても人形は難しすぎる。何度描いても人間のようになる。
人を描くと人形のようになるのにやっかいなことだ。

87 紫のワンピース
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右が完成した絵。左はアンセリウムの絵を小さくして絵の上に貼り付けて写真に撮った。コラージュである。題して「絵のある部屋で」。
この絵でいえば右の余白に何を描くかによって雰囲気は当然変わる。たいていは失敗する。いっそ描かない方が良い場合もある。
左をグループ展に出品した。

88 和服
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この絵のポイントは膝の緑色。
自分では、まず使わない色である。
プルー調の冷たさが少し救われるという。
あとは左の肩。
白を残せば少しなで肩が目立たなかったかも知れないような気がする。

89 アネモネと静物
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同じモチーフを2枚描いた。左が最初で右が2枚目。右は途中でやめた。
左の1枚目を塗りすぎてうまくいかなかったので。がまんを覚えないと水彩はだめとか。
がまんは体に悪い。

90 知床連山
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 この絵は19年2月頃描いた絵。一年後出してきてガリンコ号を山と網走差の間の流氷に入れた。見た風景写真は、網走差の観光課か観光協会だったかのもの。ガリンコ号はネット上の写真を参考にしたが、大き過ぎはしないか。
実際に見たことがないので想像するだけである。こんな寒い年に流氷を見にいく元気は残念だが、ない。

91 有明山けぶる
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 同じ写真をみて2枚描いた。上が最初で下が2枚目。何枚描いても上手くならない。
水彩は悩み多き画材ではある。
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No67と同じ位置からの写真を今年の冬に撮ってもらったものが下の写真。
これを見れば何を描きたかったかが分かろうというもの。
雲がかかっている有明山だ。

92 古いカバン
カバンの中にある皿の向きが変。
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手前の青い己も変。
青いリンゴも変。こりゃだめだ。
後ろの壁?はどうすればもっとかばんから離れるのだろうか。右に何か描いたほうがよいのか。
わからん。

93 啓翁桜

山形の早咲きの桜。花は染井吉野よりかなり小さい。
敬翁桜とも呼ばれていたブランド統一で啓翁桜になったとか。
山形はさくらんぼでも有名である。
佐藤錦などを販売している業者が切り花用のこの桜を扱っているようだ。
描いているときに背景を暗くして白絵の具を使いたい誘惑に駆られる。

古代壺の啓翁桜華やぎて 杜 詩郎

94 牡丹
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この絵は実際には、もっとおどろおどろしい。
例によって、絵具を重ねた。ボタンの花らしく描こうと思えば思うほど底なし沼のように深みにはまる感じである。

ためらはで剪る烈風の牡丹ゆゑ 殿村莵絲子

95 白いポット
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白いやかんや秤などが白い己の上に置いてある。
白いやかんの形を辿るだけで時間がとられ、課題の白い基調と光や影がおろそかになる。いつものことだが情けない。

96 ロシア民族衣装
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この絵は、右に何か描こうと思って左に寄せたが、何か描くとまたつぶすことになるのでやめた。腕のシースルーやスカートの大柄の模様などが絵の練習材料だが、いずれもイマイチ。
バックのモスグリーンは、まず自分では使わない色である。暗いと思っていたが、意外に明るいのにびっくり。なんでも使って見ないといけないと反省。

人物画 カルチャーの「人物」とは、コスチュームの女性がモデルの絵のことである。
いわゆる人物画とは多分違うのだろう。
コスチュームは民族衣装やフラメンコなど多様だが、普段着もある。
先輩の話では、昔は男のモデルもあったとのことだが、今はない。
なくて良い。
人物はプロポーションの練習になると思うので、出来るだけ頭から足まで全体を描くように心がけている。
上半身だけとか足の途中で切る人が多いが、これはかえってむずかしい。
見る人に描いてない部分を想像させて味のある絵になるのだろうが、まだまだそのレベルに達していない。
頭など部分から描きはじめて結果として途中で足などが切れてしまうというていたらくが多い。
(20.6.23 )

97 新宿御苑の桜
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4月4日にスケッチした2枚。御苑の三大八重桜。
イチヨウ(一葉)、ウコン(鬱金)が満開、ギョイコウ(御衣黄)はまだこれからという時期。明日は首相の観桜会とかでテントの準備の最中であった。桜は、描きたい画材ではあるが難しい。ゆりの木を描いたり、新緑を描いたりして際立たそうとの意図だが成功していない。

98 ねじれ国会
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4月25日にスケッチした2枚。雤かと思っていたら快晴。国会議事堂正門前にある和風庭園から。右はペンで最初に描いたもの。
ねじれてこそいないが、国会議事堂の縦横比が変。
左は少し角度を変え、ズームアップして鉛筆で走り描き。似たような下手な出来。
クイズ番組から得た知識だと建物は墓・ツームストーンを真似たものとか。
実際に描いてみるとなかなか難しい。見なれた議事堂にならないのである。
それにしても、中ではなんということをやっているのか。
絵にもならないことに血道をあげて。のんびり絵を描いていても申し訳ないと思わないのは情けない。

99 緑のスカート
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久しぶりにアルシェで描いた。どうも鉛筆は硬めが良いようだ。それと気がつくのが遅い。
緑のスカートはひだひだがあって難しい。己の感じをだすのはまだまだのようだ

100 マーガレット
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 この絵も描いていると背景を暗く黒く塗りたくなる絵だ。きっと花が浮き出てくるのではないかという気がする。いずれやってみようと思う。
花のかたまりに見せるためには、下の方にピンクの花を多く描けばよいとか。かなりのハイテクニックである。

マーガレット東京の空よごれたり 阿波野青畝     マーガレット束ねて消ゆる悔ならず 岡本 眸

花の絵 花の美しさなどというのはなくて、美しい花があるだけと言ったのは誰だったか。
何はともあれ生き生きした美しい花を描きとめるのはつくづく難儀なことと思い知らされている。水彩画に限ったことではないだろうが。

花の絵 
 教室では3 年8 カ月余ですでに26 回も花を描いた。
正直のところ毎回挫折感だけが残る。
しかも色を塗り重ねて暗くしてしまい終わったあとの気持ちも暗くなっている。
情けないがこれから何枚描いてもきっと同じことのような気がする。途中でやめることが出来ないのである。塗ればもっと良くなると錯覚して結局自滅する。分かっていてもやめられない。

101 佃島
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上は現地でスケッチ。
 佃小橋の上にイーゼルを立てた。黄色の船を描きたかった。根気がつづかず1時間半程度で止めてしまった。左上に見えるのは住吉神社である。
佃島は朝ドラの舞台。良く赤い佃小橋が登場する。
ドラマは見るのが辛いくらい運びが拙いが、林立する高層マンションに囲まれながらも昔の下町に面影を残した月島の街の風情はなぜかほっとするものがある。
体調がもう一つとはいえ、絵が仕上がらずやめたので情けなくなって反省し、帰りがけに撮ってきた写真を見ながらペンで描いたのが下の絵。
かなりのスピードで潮が引いていくのが良く分かる。
春の潮は干満の差が大きいという。
水はこんなに青くはないが、ハゼかなにかの稚魚が群れて時折きらきら光るのが見えた。
それにしても何枚描いても風景は難しくて往生する。それだけ奥が深くて面白いということか。その域に達するのは何時のことやら。(20.9.20 )

102 ポットとシュガー入れ
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 ガラスの上に置かれたコーヒーポットと砂糖入れ。そしてバラのドライフラワー。
モデルの写真と比べると一目瞭然。絵は、光を捉えていない。ペンの動きもぎこちない。
ガラス板も形が変。すべてが「反省」。
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水彩画のおけいこ集 カルチャー教室に通って3年9か月が過ぎた。そこで人物、風景、花、静物と分野?別にカリキュラムに従い、撮っていおいた作品(デジカメ写真)を日付順に整理してながめて見た。分かったことは、 1 はじめて一か月くらいは少し上達した(ような気がする)。
2 あとは長い混迷状態が(今もなお、だ)続いている。
3 たしかに鉛筆の線は慣れのせいか少しは自然な運びになってきた。
4 色の重ねすぎが治らず混迷、混濁の度を深めている。
5 従って絵から光がだんだん消えて透明感が無くなってしまう。
6 やめ時=仕上げ時が掴めない。
日暮れて道遠しの感が深い。(20.7.16)

103 花二題
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 右は、新宿熊野神社のスケッチが雤で流れたときに描いた。紫陽花は2 回目。
左は、アンセリウムの2 回目。
教室も4 年も通うと教材が前と同じになる。絵もマンネリだ。しかも1 回目より必ずしも上達していない。
1 回目の紫陽花は、塗りすぎたことを良く覚えている。出来るだけ淡く淡くと思いつつまた、塗りすぎた。
左の絵は、壺の形が面白くて描いたが、もっと花の色を重ねたい誘惑に駆られる。
白百合多花撥け疑問符・感嘆符 中村草田男
20.6.21 花二題 アンセリウム2 ペン F8 紫陽花 F6 鉛筆 花の絵 4 年間の花の作品を並べてみると次のことがわかった。
① 練習だからと、出来るだけモデルの花を忠実に描こうとしてきたので、出来上がった絵に面白味がない。
② 構図もありきたり、色も固有色にこだわっている。
③ 習い始めから最近のものまですべて光を捉えていない。
④ 背景バックの処理がわかっていない。
(20.9.25 )

104 フラメンコ
フラメンコのコスチュームも2度目。
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上は教室で描いたものを家に帰って手を入れた。
どうしてもバックが上手くいかずに金を苦し紛れに塗った。
下はオアソビで左の絵を見て色紙に描いてみた(上と同じ10号・鉛筆)。
カラー用紙は白が使えるので光の勉強になるのではないかと思ったのだが、意外に難しい。
もう少し練習の必要があるようだ。
座っているように見えるので椅子は省略した。

105 人形2
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 人形は何度か描いたが、人形だけがモデルの絵は、これが2度目である。
人形は難しいが、魅力的な材料ではある。
全体のかたちもなかなかとらえられないが、やはり命はやはり顔だ。
人形の眼にならずにどうしても“ヒト”になってしまう。
トリミングして顔だけを少し大きくしてみたのが下の絵。また、挑戦してみたい。

106 ランプ
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上は鉛筆。下はペン。
2週間つづきなので2枚描いた。
静物は、いったい何を学べば良いのか、今もって理解出来ていない。
かたちを捉えるのか、やはり色であろう。そして、光。構図はどうなのか。
見る人は何を見ようとするのか。
混迷している。
現在国立新美術館で公開中の「静物の秘密」でも見ないと分からないのだろうか。
いずれにしても困ったものである。

107 絵に描いた桃
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 藍胎(らんたい)漆器に盛った桃。絵に描いたモチならぬ桃だが、文字どおり美味しそうに見えない。
圧倒的な存在感も捉えられない。
とくに赤い桃の産毛の生えたような肌の質感など絵は現物にほど遠い。
まだまだである。
ずっしりした白桃の存在感から昔暗記した「在り、居り、 侍り、いまそかり」を思いだした。

白桃やありをりはべりいまそかり 杜 詩郎
 だが、これは梨の実を描いた時の方が良いと、後で気づいた。しかし梨はもっと難しいに違いないので描く意欲が湧いて来ない。

108 ひまわりとトルコ桔梗
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  夏の向日葵の季節から桔梗の、竜胆(りんどう)の秋へ・・・過ぎてみればその移りゆく時の流れの速きこと、怖いばかりだ。
それにしてもトルコ桔梗は名ばかり、ききょうとは似て非とはこのことか。
向日葵の一茎一花咲きとほす 津田清子
 ふっくりと桔梗のつぼみ角五つ 川崎展宏

109 静物二題
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 電気スタンドとホトトギス 上の電気スタンドは、黒のカーテンが背景。
先生はもっと黒くした方が雰囲気が出るとおっしゃった。濃いブルーに茶を混ぜて見よと。

下はホトトギスの花とトルソ。
トルソはどうしたらもう少し奥へいくのだろうか。

110 乃木大将の厩舎
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 乃木神社のとなりにある乃木邸。敷地内に愛馬の厩舎がある。煉瓦づくりだ。今で言えば高級車庫か。
公開の殉死の座敷昼の月
   木漏れ日や煉瓦の厩舎秋高し 杜 詩郎

111 新宿御苑・秋
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 木は、黄葉した2 本のゆりの木。遠景は左がNTT のビルで右が新宿西口の新しいモード学園ビル。
この絵はほとんど現地で描き、手を入れていない。
今の力量では、ペンだと現地でこれだけ描きこむのはしんどい。
反省 遠景が少し濃い。ゆりの木はもう少し大きい。木の下はもっと暗い。etc。
No97新宿御苑・春と対にして21年の年賀状に印刷し使用した。心臓である。

112 さつまいもと09カレンダー
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 左 先生が並べたモチーフをすべてそのまま描いた。らんぷとバイオリンが秋の野菜と果実に埋もれた。絵も焦点が定まらない。
 右 09カレンダー用紙に描いたポインセチアはもっと赤い。葉も濃い緑だ。
 この花も捉えどころが無く難しい花である。

113 花 とクリスマスリース
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 左はバラやユリ、ガーベラなど。壺は前も描いている。2回目。右はクリスマスリース。
紙はホワイトワトソン。8号のペンはしんどいがかなり絵の具を重ねることが出来る。

静物画 教室では、静物の時間が最も多い。
 花と静物、風景と静物など組み合わせが多様なうえ、細密画が加わったり、写生会が雤で室内の静物に変更になったりするのがその理由であるが、何を学べば良いのかもう一つ分からないところがある。
分からないので出された素材を出来るだけすべて描くようにしている。
従って構図の勉強には全然ならないことになる。
楽器や果物、器物などのかたちを掴むということに精力を費やして終わる。
光と影を捉えるのも部屋のなかではあちこちから電気の光がくるのでなかなか容易ではない。日暮れて道遠しの感を否めぬ。(20.6.20 )


114 バレリーナ
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 上はカレンダー用紙に描いたもの。
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同時にペンで同じものを描いてあとから着色したのが下。
用紙はホワイトワトソン。
いずれも人体の上半身と足のバランスがとれていない。
従ってなんとなくモデルは休んでいるのに見ている方は安らいだ気分になれないのが悔しい。

115 静物ドライフラワーと花
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 09グロリオサ 左は暫く放って置いた絵に手を入れたもの。
少しはっきりしてきたが、当然ながら余り良くはならない。
右はもう少し手を入れたいところでやめたもの。
手を入れるとまったく違う絵になるような気がする。

116 わかさぎ釣り
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 例によって雪景色の練習。
 もとになった写真は北欧かどこかの凍った湖か、わかさぎを釣っている人のいる風景。
なんとなく日本のわかさぎ釣りにも似ていておかしい。風除けがないのは日本より暖かいのだろう。
絵としては、教会の塔を描きたかったのだが、 淋しいので前景に釣り人を入れたために焦点が二つになりぼけた。
きりもなく釣れて公魚あはれなり 根岸善雄

117 グロリオサとリーリー
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 猫は、毎日見ているのに実際に描いてみるとなかなか猫にならない。
 しかもモデルの我が家のリーリーはもっとカワイイ。
 グロリオサは、難しい形をした花である。
二つともやっかいなモチーフを選んだものだ。
今年は、教室で描いた絵にロクなものが無かったので、グループ展に出展する2枚のうちの一枚は家で描いたこの絵にすることを早くから決めていた。仕上がりはいまひとつだった。
下は着色する前のペン。

118 09フラメンコ二題
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 今年は、年一回(3月16日~22日)のグループ展に出品する作品が無くて往生した。
いかにも教室では「多作多捨」の1年であった。体調不良、絵は乱調、美は乱調になし、とは我ながら言い訳がましい。
この2枚は展示会直前の3月6日と3月13日に描いたフラメンコ・コスチューム。
結局、直前の2週に描いたうち下の絵をすべりこみで出品した。
右は、2週目13日になぐり描きしたものを家に帰って修正したもの。
いつも2週続きのときは二人のモデルさんが登場するのだ。

 ここからは21年9月から22年10月までの絵を収録した。
なお、画集のなかの日付は制作日でなく絵をサイトにアップロードした日である。
あらためて添えた文をみると、ほとんどが嘆き節である。ぼやき続けている。良いところも少しはある筈で、毎回なんとかそれを探そうとするのだが・・無い、それで自嘲文になる。
反省 しっかりと今の時点で、反省点を整理しておくべきであろう。

1基本的なデッサン力不足。線がおずおずしていて、勢いが無い。思い切りがわるい。
 いつも欲が出て抑えられない。
 やめ時が分かっていない。
2風景画は近景、中景、遠景のことが身についていない。現場で何を描きたいかを決めずに描き始める。
 空気が描けない。風もだ。
 光はもとよりだが。点景の扱いも下手。
3花や静物画でも、光と影を良く見ていない。したがって光を捉えていない。背景では奥行きが表現出来ていない。
4人物画では、線と面の着色が分かっていない。
 また、背景にいつも四苦八苦している。
課題 見えている課題は
 1屁理屈いわずにデッサンの練習、沢山描くこと。
2今の実力はどうしようもないと悟り、絵具を重ねずなるべく早くやめること。ここまで・・という諦め と潔さ。
  3光と影を良く見ること。背景はさっぱりと描くこと。
見えていない課題は 沢山あるだろうが、欲を出さないのが一番。

製本と電子書籍 水彩画の教室に通うこと7 年余。
この間に描いた絵の枚数は膨大になる。
普通ひとは気にいらない習作は捨てるが、何故かほとんどもっている。
いつかは捨てねばならないことは分かっている。
しかし下手な絵にしても、これを描いていた長い自分の時間を思うと破る気になれない。
誰も見るものはいないのだが描いた絵に文をそえてHP に掲載してきた。
もう10年以上になる。
それをB5 の画集にして5 冊の電子書籍にして眺めていたが、どうしても紙の本を作りたくなった。
やはり古い世代の人間なのだ。
今回、製本するにあたって編集し直してA4 版としたのには、わけがある。
印刷する場合には、B5 版は紙が少ないのでB4 を買ってきて半裁せねばならない。
これが結構大変なのである。

119 人形と二つのトルソ
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 このところ、カラー用紙ばかりに描いている。
鉛筆が走るので描くのにほんの少しだが、力が要らないような気がする。
体力と気力が続かないときに持ってこいの素材である。
白の使い方がポイントだが、まだよく分からない。

120 栂池
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 一年前に描いたのを修正した。一年前の小旅行を想い出しながら。
なかでも緑のなかに点々と湿原にひろがっていたわたすげの白が印象に残っている。あと鶯。8月初めだったからたぶん老鶯か。その鳴き声は美しく巧み。

121 西瓜
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 このスイカは実際に赤いのだが、絵としては上の方をもっと薄いピンクにした方が綺麗だ。
印象を描くか、リアルに描くか。いつも中途半端だ。

122 ざくろとバイオリン
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 テーブルクロスの上にざくろとバイオリンが置いてある。それを上からみて描いた。
あまり描いたことのないアングルで難しい。
それとざくろも特徴のある果物だがなかなかざくろにならない。最後にパステルの助けを借りた。

123 トルコの踊り子
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 トルコの踊り子をカラー用紙(キャンソン)にその上半身を描いた。
 モデルは日本人なのでコスチュームとどこかチグハグな感じがすることは否めない、が、しかたないことか。
それにしても、もう少し何とかならないものかと8B の鉛筆を使ってみた。

124 新宿
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  新宿住友ビル4階の窓から西口方面を見た風景。
真ん中は新宿センタービル、その向こうが新しいコクーンビルでその左は三井ビルと安田生命のスカートビル。
描くのに要した時間は1時間半、もっと時間があればと思うが、また色を重ね過ぎるのでこの程度が良いのか。新宿西口周辺は、不況と言いながらもなお進化している。

125 秋の風景1
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写真を見て描いたもの。場所は不明。
紅葉の道が为題だが、淋しいので左下にリスを入れたが訳の分らぬ小動物になってしまって失敗。

126 秋の風景2
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 写真を見て描いた2枚目。場所はご存じ箱根。芦ノ湖の海賊船である。
 富士山はもっと低い位置にそびえているが、敢えて掛け軸風に高い位置に描いてみた。
鳥も飛ばした。
なにやら、ある先輩の絵に似てしまった。

127 洋梨 ル・レクチェ(Le Lectier)
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 正式にはルレクチエと表記することになっているとか。北フランス原産、だが栽培が難しくフランスではもう生産されていない。日本では新潟産のものが差場にでる。甘くて香りが良い。山形のラフランスより一回り大きい。
追熟が40日ほどかかり食べごろが難しくその期間が短いのが特徴という。

絵の愉しみ 「好きこそ物の上手なれ」とは嘘である。
また、沢山描いたから、長いことやっているから上手になるわけでもない。持って生まれた才能というものもあろう。
一方で、絵は上手でなければならないということは無い。人の心を打つ良い絵は上手、下手とは関係無いようである。
基本的技術というものはあろうと教室に通っているが、それもなにやらおぼつかない。
人の心を捉えることが無くても、描いている本人が楽しければ良い、という方が納得感がある。
人がどう見るか、見て何と言うかは率直に言って気にはなる。しかし、それもどれほどのことも無い。
(23.12.13)

128 リーリー3題
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 我が家の猫は、名前をロシアの女優リーリー・ソビエスキーからとったというだけあって美形である。
そのうえ、出自がノラと思えないくらい気位が高い。
猫を飼う醍醐味のひとつである”だっこ”をさせない。捕まえると身をよじって逃げる。
それでもカワイイ。このカワイイを絵で表現するのは至難である。何度描いても失敗する。
いずれにしてもいまのところ絵の題材としては、面白いので時々は描きたいと思っている。
21.12.17 はがき大 鉛筆

129 2010カレンダー
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 シクラメンは何回描いてもうまくいかない。ポインセチアもだが。いずれもクリスマスやカレンダーの時季になるとこれらが登場する。この絵も花が少し鉢や葉に比して大きい。

130 羽子板とパン
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左は、正月らしく紙風船と独楽もある。右はフランスパン。

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脇坂俊郎水彩画文集Ⅰ-2(No.50~83) [画文集「かくもながき愉しみ」]

50 猫
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猫はキャノンの新聞広告写真から拝借した。
右下が淋しいのでペンで猫を入れ、二人の間も空いていたので花を入れた。
窓の外に若い木をいれたので裸婦は逆光にした。
いきあたりばったりである。
最近もペットブームという。
たしかに犬や猫を飼う人が増えているように思う。
それもその可愛がりようが尋常でない。
犬はTシャツを着せられ、人の子より手をかけている風情がある。
犬に話しかけているのを、ときどき聞くともなく聞こえてくることがあるが、優しいことこのうえもない。
犬も猫も人類の古くからの友達ではあるが、この頃は友達の域を越えたのかもしれない。
この絵の猫は虎のように見えてあまり可愛らしくない。
これでは、ローンを借りて飼うというまではいかないだろう。
51 ひまわり
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ひまわりはひまわりをもって制す。
背景はスペインのひまわり畑にした。
西洋風の建物風景のほうがムードが出たかもしれない。
例によってバックはもっと淡い方が良い。
気になるのはペインズグレイによる葉などの線。強すぎる。
52 バイオリンと教会
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 背景はブタペストの聖マーチャーシュ教会。
 例によって濃くしすぎた。 もっと淡くていい。
53 ふたり
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この絵は、画像補正をしている。
 原画より鮮やかになっている。
 水彩でこう鮮やかに描くにはどうすれば良いのか。練習なので身体全体を描いているがプロポーションが難しい。
 頭の大きさを決めるのがポイントのようだ
54 マンドリン
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  背景を一工夫してみた。
全体にまとまりと中心になるものがない。
従って見る人は何から見てよいのやら分からない感じだ。最初に中心となるものに眼がいき、順に、眼移りするのが理想だが。それにしても左の果物は桃であるが桃に見えない。
55 ふたり(ペン)
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 No.53と同じ絵をペンで描いた。
 人物は左右入れ替わっている。
 背景はパリのカフェのつもり。こちら側は部屋の中、したがって窓からそれを見ているという図。
 二人の間に白いカーテンが風で揺れている。(揺れていない)。
 絵を説明しても何の意味もない。

56 モンステラ
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 この絵はモンステラより、背景の己地の方が人物を引き立たせているように思える。
モンステラは一色のほうが良いと思うが好きな青色系がまだ身についていない。
つい混色してしまう
57 石榴
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ざくろ、柿、葡萄,りんご、プルーン。
果物は形もだが、色が難しい。
まん中の黄色いのはレモンだが、レモンに見えぬ。
全体を少し斜め上から見ているが配置もなかなかどうして難儀だ。

58 明日香村の曼珠沙華
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 平成8年頃撮った写真を見て描いたもの。眼の前に広がる田んぼの稲が稔り、畦に咲く曼珠沙華の異様な赤色にその黄色が映えていた。
その景観に言葉に表わせられないようなある種のショックを受けたことを思い出す。

59 明治学院大学
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 バス停から見て描いた。実は手前に柵がある。
 手前の芝生はフェアウェイのようになだらかなスロープだが、その感じはまったく表現できなかった。
白い壁と貼り付けられた木の細い板の模様が、実際には綺麗なのだが絵ではそれも表現出来ていない。
左の木もまだまだだ。

60 新宿御苑のゆりの木
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  大きくてこんもりしたゆりの木。紅葉一歩手前の木だが、画面に入らないくらいの大木にチャレンジ。
あえなく力量不足を露呈して終わる。
F2をもう一枚描き、帰ってから撮ってきた写真をみてさらにF4をもう一枚、計3枚描いたが、自分では現場で描いたこの最初のものが一番良いという情無い結果だった。

61 ネリネ
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これは、構図も失敗。
花は難しい。
いきいきと描くのは至難だ。
ネリネとはあたしのことか曼珠沙華 杜 詩郎

62 グラジオラス

 あいかわらず、花はむずかしい。
はなびらの薄いはかなさ、半開の美など、とらえられるのはいつのことになるやら。
歳時記を見ると、グラジオラスは、唐(たう)菖蒲または和蘭(オランダ)あやめともいうとか。
赤とピンクは、西洋曼珠沙華(ネリネ)だが、これもなかなか絵にならない。
道は遠い。
船室に活けて反り身のグラジオラス 高木公園
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63 ベリーダンサー
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 新宿のトルコ料理のイスタンプールで踊るベリーダンスの踊り子。
belly とはおへそのこと。
ベリーダンスは映画などで見ただけで実際に見たことはない。モデルはシースルーのスカートをはいているが、それらしくは見えない。

64 アマリリス
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 アマリリスの赤はもっと強烈な赤だ。
 何色を使えばこの色が出るのか分からない。
 ヴァ―ミリオンではない。ガランスか。
 それにアマリリスの花はもっと大柄だ。
 ペンでも鉛筆でも美しい花を捉えるのは難しい。もっともっと生き生きしている。

アマリリス妬みごころは男にも 樋笠 文
 アマリリスは夏の季語。嫉妬心は何色だろうか。

65 クリスマスカレンダー
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 2007カレンダー用紙は、あまり水彩絵の具を吸わないので勝手が違う。
シクラメンがらしく描けない。
右の赤はポインセチアで手前の赤はカラス瓜。
これらも「らしく」ない。
一年のカレンダーにクリスマスの 絵を描くのも少し変だが、いずれにしても、一年間も貼って見るのに堪えられる絵かどうか怪しい。
籠の中の小鳥は実際にはいないのだが、出来上がった絵が寂しいので入れた。
青い鳥だ。
 みんなに常せを運んでくれるように祈って。

66 ミルク瓶
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バックはピンクの己。このピンク色が曲者。たたみ皺も。
白いミルク瓶は何色に塗れば良いのか。
実際にはもっと白い。もっと白くするには何色を塗れば良いのか。

子規の水彩と漱石 はじめて子規の水彩画集を見た。
これは、その一枚。
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短歌を添えて漱石へとある。
右下の添え書きがすごい。
小さくて読めないがこうある。
「コレハ萎ミカケタ処ト思ヒタマヘ畫ガマズイノハ病人ダカラト思ヒタマヘ嘘ダトオモハバ肘ツイテカイテ見玉へ」とある。
漱石への友情あふれる歌も良いが、絵も良い。
写生に徹した俳人は水彩画も上手い。
しかもカリエスを患った重い病人である。
明治人の気概が伝わってくるような絵だ。
文豪漱石も水彩画を描くが、俳句同様子規のほうが一枚上という感じがする。
それぞれ個性的といえばそれまでだが。
それにしても子規と漱石のコラボレーションは羨ましいとしか言いようがない。
それが後世に与えた文学的影響の大きさを思う。

67 安曇野雪景色(有明山)
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 安曇野の写真(左下)は、秋のもの。
絵の練習のためにそれに、雪を降らせ、積もらせた。
実際の雪景色はたぶん、こうではないだろう。もっと黒くて、それでいて白く明るいのではないかなと思う。雪の白を何色で染めたらより白くなるか・・・それが練習だといわれても、辛いものがある。

68 ナポレオン
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静物は、どう描けばよいのか。
主役がひとつあって見る人はそこから順番にほかのものを見ていくのが良いのか。
この絵のメインは何か。古時計か。地球儀か。置物の猫か。
後ろの絵はナポレオン展のポスターだが、背景のくせに目立つ。
人物はどうしても目立ってしまう。
構図というより、置物が机の上にちゃんと乗っていないとか、光はどちらから来ているのか、とか技術的に水準がまだまだ低くて話しにならない。

69 静物Avocado
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  石榴やアボカド、りんご、レモンなど盛りだくさんの果物。
ひとつひとつに個性があって難しい。
果物そのものは勿論だが、背景も重要なようだ。
 これは一筆入れただけという感じにした。
色を重ねていないのでこのあとをどうするかが問題である。このままが良いかもしれない。
また、果物の輪郭を8Bの鉛筆で、あとからとって見たが、どうか。
試行錯誤がつづく。

70 フラメンコ2・フルート2
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フラメンコ2 一年前の2006.3.3に描いた絵に手を入れた。
人物に手を入れると背景が気になり、背景を濃くすると人物を強くしたくなる。悪循環である。
フラメンコの衣装も柔らかさが出ていない。
帽子の陰になっている顔も上手くかけていない。
課題の多い絵だが、自分ではこのポーズを含めてなんとなく気に入っている。
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フルート2 これも昨年春ごろ描いたものに手を入れた。
 まず、左上の鴎を描いて、♪かもめが飛んだ・・・としたら、横浜ハーバーを描きたくなった。
 海の上に立つ高層ビルを人物の両脇に入れる。最後にしつこく右下にまたかもめを飛ばした。
行き当りばったりの絵である。
 flutist の顔も当初と少し変った。もっと、童女風だった。
水彩は油彩と違い文字通り水を生かして、光と影を捉え美しさを表現するものだとすると、これも上の絵も水彩ではないのだろうか。
淡彩を学ばねばならないとあらためて考えさせられた絵。
この2枚はいずれもグループ展に出品した作品。

71 ハンガリー王宮の丘
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 ハンガリーの民族衣装なので、つい肩に力が入った。
もう10 年以上前になるが、ブダペストを訪れたことがある。そのときに撮った写真を背景に入れてみた。ブダにある王宮をペスト側から見たもの。
また、例によってその背景が強くなっている。
ハンガリーは、魅力的な国である。絵にそぐわないが、テーブルの上に貴腐ワイン・トカイを入れた。
ある人が水彩も良いが紙が波打ってどうしたらよいやら難儀すると言われた。
そういえば、自分はそれで悩んだことがない。
水張りもしたことがない。あまり水を使わないのが自分の水彩の特徴だったのだ。だからタッチもいっこうに水彩風にならない。
いままで、あまりやったことがなかったが、この絵は背景の下のほうは、水をたっぷり使ってぼかしてみた。水彩の基本技法に、にじみ、ぼかしがあるということをやっと思いだしたていである。
水彩は「水」だ!だから水彩というのだ・・・と、習い始めて2年8ヶ月もしてやっと気が付いた。
情け無い話である。

72 ブダペストドナウの流れ
ハンガリーの民族衣装の女性。
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2 枚目をアルシェで描いた。
背景は、ドナウ対岸のペストのハンガリー国会議事堂をブダ側から見た風景。これも昔現地で撮った写真を見て入れた。
ハンガリー共和国はエンカルタ大百科によれば、人口は約1000万人。
その90パーセントがマジャール人(ハンガリー人)という。
日本と同じ蒙古系(モンゴロイド)民族で、言葉も膠着語で文法などは似ているという。
そのせいか、ヨーロッパではなんとなく親しみを感じる国である。
人物画というのは、きっと、こういうものではないだろうと思うが、いまは、顔や表情とか手足と体全体のバランスなどを意識して練習している。
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大沼さんの絵 この絵は、大沼さんに戴いた小さな水彩画。
写真は実物におよばない。
無駄の無い速いタッチの鉛筆の線が生き生きしている。
色はうすい紫と黄色がなんともいえないムードをつくっている。
見た人は、皆例外なく素晴らしいと言う。

73 椰子の実
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 え? どれが椰子の実だって? と言われそう。まん中にあるのがまだ青い椰子の実である。
♪名も知らぬ遠き島より~ インドネシアで道端で売っている椰子の実の汁をストローで飲んだことがある。案内してくれた現地法人・製紙会社の人が、これなら大丈夫と太鼓判を押されたものだったが、よくおなかをやられるそうで要注意だそうである。
絵は、背景にアールヌーボー展のポスターがある。
上の鉛筆の絵は現物を見て描いた。
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下のペンは写真を見て描いたもの。
違いは歴然としている。
ペンは、整っているが迫力がない。
かといって鉛筆の方に迫力があるともいえない。
どちらもまだ何かが足りないことだけははっきりしている。

74 てっせん
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 クレマチス。花だけを描くというのが課題だったが、知らずに植木鉢まで入れてしまった。
先生の話を普段からよく聞いていない証拠だ。上手くなるはずがない。
この絵はもう少してっせんのつるを入れたい。
奔放に。
鉄線花 うしろを雲のはしりけり 大嶽播水

水彩画のおけいこ
水彩画の教室に通いはじめて、2 年半になる。
水彩画なんて技術的にはそう難しいこともないだろうから、一年もすれば飽きるだろうと思っていた。が、実際には、そんなことはなかった。何枚描いてもうまくかけない。
夏目漱石は、水彩画が好きで良く描いたそうだが、あまり上手くならなかったという。
「遠近無差別、黒白平等・・・」などと小説のなかで言っていて少し自棄(やけ)になった気配だ。気持ちが分かるような気がする。
自分は3 年も習っているのに上手くならないので 絵筆(ふで)折らん花半開の甃(いし)のうへ という駄句をつくった。
花は、満開でなく半開が一番美しいという。
甃(いしだたみ)の上に、桜が五分咲きに咲いていて絵にしたいと思うのだが、あまりの美しさに描くことができない。
そこでもう絵をやめようかと思っているさまを 詠んだつもりである。
甃(いし)は、「石の上にも3 年」の石だ。
駄句につき、句意は、ひとに多分伝わらないだろうが、花を描くたび正直、いきいきしたこの美しい花を、絵にするのは不可能だなといつも思う。
(19.4.22 )

75 帽子の女性
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 ふたりの女性がテーマ。後ろ向きの女性のほうが、なにやら意味ありげでたのしいのは皮肉。後ろの女性との間に空間が感じられると、良いのだがうまくいかない。観葉植物バキラが間にあるように描きたいものだ。
2枚目の帽子の女性。
帽子の模様と顔の日差しが描きたくて上半身だけにした。未完成である。これからどう変化するか。
たいていは失敗する。

76 芍薬と百合
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この絵は、はじめて水彩のぼかしの練習をした作品である。
何か、焦点のないぼやけたものになった。ぼかしだから仕方がない。真中の芍薬は、実際はもっと白い。
百合はなにゆりというのか、ピンクである。構図は壷の位置が少し下すぎはしないか。
イマイチ。
もっと色を塗りたいが、ぼかしの練習なのでここで止める。

77 赤いスカート
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スカートの赤い色が上手く描けない。
スカートは薄い己地と少し厚い己地が重なっているのだが、それを表現出来ていない。
羽織っているショールもらしくない。
一番の問題はデッサン。
座った腰が安定していない。
すべてまだまだである。

78 フルーツ
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りんごは何回描いてもりんごにならない。
ぶどうも巨峰やマスカットとほど遠い。
二つの梨はなかでも出来が悪い。
バナナも難しい。
要するにすべてが果物になっていない。もちろん、本物と同じでなくてよいのだが、果物らしさがもうひとつ出ていないのだ。味がない。

79 本と貝殻など
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この絵は、細密画の練習作品。などとは、チェスと鬼灯とビー球2個。
説明を要する細密画とは情けない。
このなかでは、貝殻が一番難しかった。捉えどころがない。
ビー球も光のかげんが表現できていない。かんじんの本もページというか、紙の質が難儀である。細密画はもっと細いペンがいいのか、良くわからない。

80 アンセリウム
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アンセリウムはもっと強い赤である。薄緑のものも赤の下にある。
真中にあるピンクの花の名はわからない。ほかはピンクと白のユリ。デジカメ写真をプリントして病気見舞いにして、二句を添えた。

花の絵に腹の本復祈りをり ご快気をアンセリウムに祈りをり 杜 詩郎

81 チャイナドレス
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 この絵は、もうない。欲をだして右側に西安の大雁塔を入れて失敗・自滅した。
むかし仕事で西安に行ったことがあってホテルには中国服の美しい従業員が大勢颯爽と服務していたことを絵を描いていて思いだした。
また、はじめて連句を教えて貰ったときに宗匠が
煮物つくるか醤油のにほい 晴坊 と詠まれたとき
白檀やチャイナスリット眼を逸らし 俊 と恋の句を付けた。
恋の句は普通二句続けるので、
ツアーネームはふたりの蘇州 俊 と付けたことを思い出した。今となってはいずれも懐かしい思い出である。
晴坊さんのこと 昨年(H18 年)の暮れ、畏敬する晴坊さんの訃音に接した。晴坊は会社の先輩、岡田晴彦氏の俳号である。
仕事のうえで多くを教わり、酒も一緒に飲み、たくさんの良い思い出をいただいた。
多趣味の文人で落語、俳句、連句は玄人はだしであった。
 時折り俳句や連句のことを教えて頂いたことが懐かしい。

私も水彩を習いはじめたんですよ、とグループ展にはじめて出品するときに 母と子の公園デビュー春の風と駄句を付して案内状を差し上げたら見に来てくださった。
「見たよ」とはがきをくださり、 眼福や画廊をでれば春の風 とあった。
むかし、晴坊さんと雑談したとき、青森の酸ケ湯温泉には、 眼福や朝の酸ケ湯の四分六分 という句があったと話したことががあり、 晴坊さんがいたく面白がったことを思い出した。
「眼福や」と言えば私の絵が何であったか容易に分かるというものだが, あとから初心者が出品する絵ではないと人から言われ、愧入ったものの遅かった。
 晴坊さんは、僕もまた新しいことを今度始めるんだよとおっしゃっておられた。
それが何かは聞かずじまいになってしまった。
(19.4.2)

82 コスモスと吾亦紅
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 コスモスも吾亦紅もとらえどころがなく絵にするのはきつい。透明なガラスのジョッキもどう描いたら良いのやら。嘆いている間に終わってしまった。
吾亦紅もコスモスも実物はなんと素晴らしいことか。
真っ先に暮れていくなり吾亦紅 本岡歌子
コスモスのまだ触れ合わぬ花の数 清崎敏郎 汝亦紅「なれもこう」というのはなかったろうか。

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富岡さんの絵 かつての職場の我が尊敬する先輩である富岡さんに頂いた2 葉の絵はがき
上は水彩。
下は6 号油彩。
はがき絵をスキャナーで取り込んでいるので、当然実物とは程遠くなっているが絵の素晴らしさは良くわかる。
2 枚とも作者が何に感動し写しとろうとしたかがはっきりしている。
このような絵をみると、うまく表現できないが平たく言えばやる気をなくする感じがする。
戦意?喪失という感じでもある。
このくらいなら自分でも描けそうだという感じが全くしないのである。
よく水彩でスケッチをして、家に帰ってから油彩を描くということを聞くが、この2 葉はまさにそれである。
こういうことができるのは本当に羨ましい限りである。

83 芝離宮恩賜公園Ⅱ
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 2 回目の芝離宮スケッチ。上段は現地で描いたもの。
中段は、教室に戻り下段の写真を見て描いたもので鉛筆は8B。
風景は難しいが、ちょっと絵の具でいじると雰囲気ががらりと変わる瞬間がある。
それが面白いのかもしれない。


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マイeアトリエ2 [マイeハウス70アーカイブ]

水彩画のおけいこ 写真集

https://www.photoback.jp/Stage/Photoback/PBER-1405450710091858330

 2004年10月〜2007年までのものをフォトバックで小冊子にした。淡彩教室に通ってから3年ほどけいかしたころだ。
 10人前後の人に配ったが、反応はどうっだったか余り覚えていないのは、芳しくなかったのだろう。 HPにはクリックすれば見られるようにしておいたが見た方は多分おるまい。これ以降はフォトバックの類はやめてもっぱらデジタルPC 内保存になった。(2021年1月記)

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