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脇坂俊郎水彩画文集Ⅱ~3(No.226〜267) [画文集「かくもながき愉しみ」]

FDA86E38-7F79-4D8D-9105-37112292D8C7.jpeg226 14冬の顔

例によって自画像の練習。
左は水彩クロッキー風に鉛筆の下描きなし。
右は鉛筆であたりをとっただけで着色。このところ、鉛筆の線を残さないように練習している。

226 14人形
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ペン お遊び。
上は人形を描く前に背景を描き、下は後から背景を入れた。いずれもペン。
上の描き方は変則だが、慣れれば意外な面白さがあるかも知れない。

228 14フラメンコ2
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展覧会に出すため、No196の右側にギタリストを追加した。
サーピス精神というより、追加すれば良くなるかも知れないという根拠のない考え。
せんじ詰めれば、我欲。
最初にイメージをもち、描きはじめないとダメということを確認しただけ。
塗り重ねたので暗くなってしまった。水彩の神様のバチがあたった。

229 14花と静物
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上はペンの練習。細い線はガラスペン。
太い線はあじさいペン。
あじさいペンはネットで知ったのだが、あじさいの茎を斜めに切ってペンにしたもの。いずれもインクは黒インクを使用。
ピグマは使っていない。先生の評は線が強すぎるとのこと。
下は果物が主役なのに花に注力し、おかしな絵になった。
先生にはまだ見ていただいていないが、それを指摘されそう。
また、かんじんの果物が絵になっていない。
二枚とも失敗作。

230 14ダリアとすずらん
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上 ダリアは最初丸かったのに色を重ねるうちに平べったくなってしまった。
下 マスキング練習の好材料だったが、F2はもっと丁寧に描かねば。

231 14ベリーダンサー3題
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上は教室で描いて、家で手直し。F10はもうきついのでどうしてもラフになる。
その点、家で写真を見て描いた下の自習作2枚はF2なので楽。
もちろん、楽でも良い絵が描けるかといえば別のはなし。
共通して悪いところは塗りすぎ。

232 善福寺川緑地公園
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うっかりウオーターフォードの細目を買ってしまったが,満開の桜にマスキングで挑戦。
練習にはなったが,いま一つ不満。
下の方、かわせみだけは力まなかったので、まぁまぁの出来。
全体としては、まだマスキングの使い勝手がわからない感じ。

233新宿御苑の台湾閣
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上は現地で途中まで描き、帰ってから手を入れた。
うまくいかなかった。背景の林が山になっている。
写真を見て、構図を変えて立て続けに二枚も描いたが、いずれもだめ。
またしても敗退。大きさはみな同じF4。うまくいかない原因不明、追求中である。

234 14石膏
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妙な組み合わせのモチーフ。
石膏は真ん中が片目。さすがに石膏にはマスキングを使用していない。
ボトルとりんごに使い失敗。

235 14街着2
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まだ、完成していないが、いったんおわりに。バックに額の絵をいれたい。
先生に見てもらったら壁との間を人が歩けるくらいのすきまを、と言われた。
人物はもういじらないようにとも。

236 14風景習作2題
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例によって 写真を見て描く風景画の練習。
上は銀行のカレンダーから少瀬沼の水芭蕉と至仏山。
下はネットから借用したイングリッシュ ブルーベル。場所は王立植物園 キューのよう。
いずれもマスキングの練習。
少瀬は至仏山の残雪と水芭蕉(霧には使っていない)、ブルーベルは花と木にマスキングを使用してみた。
いずれも剥がしたあと白の上へ彩色するのが難しい。まわりとなじまない。 まだまだである。

237 14ばらと虎
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上は頂いたばら。名花ピースらしい。マスキングなどいろいろ試みていじり過ぎ。実物はもっと淡泊。
下は多摩動物公園のとら。絵に動きと迫力がない。実物はもっと怖い

238 14猫5題
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猫を材料にしてマスキングやにじみの練習をしている。
猫だとやる気が起きるのは不思議だ。

239 14新宿御苑 夏2題
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上は現地で。家へ帰りかなり手を入れた。入れ過ぎ。
下は同じ場所を写真を見て。自分の目とカメラの違いがはっきり分かる。
いかに良く見ていないか。

240 14あじさい
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花にマスキングをかなり使用した。練習とはいえ、使い過ぎであろう。
周りの花や葉は淡くするとか、基本的なことに配慮したほうがよさそう。
真ん中のあじさいは奥に挿されている感じが出ていない。
先生はユリの花の真ん中をもっと凹ませるべしとのご指摘。

241 14猫56Nyan
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ラップを背景につかった。
ウォーターフォードの細目なので効果が中途半端。
練習のため、青ははじめてローヤルブルーとマンガニー

242 14ぼかし西瓜
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いつものぼかし、にじみの練習。昨年も7月4日にアップしている。
全く進歩していない。
ついでに背景のラップの練習もする。ほかに乾いてから影を刷毛でたてに入れる練習も。
全体に上塗りをして雰囲気を変えられないかという狙い。
総じてまだ少し手を入れる余地ありそう。

243 14フラワーアレンジメント
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 知人の庭に咲いた花のアレンジメントを頂いた。
マスキング ラッピング ドライブラシなどの練習。
ラッピングは面白そう。良い色が出れば。

244 14裸婦習作
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いずれもクロッキーからの裸婦習作。
左 顔彩。中と右は水彩。右はアルシュ。
肌の色は紙によってもずいぶん違うようだ。裸婦はこのギャラリー初登場。
まだまだヌードはムリ、ムリという声が聞こえる。

245 14インドサリー
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F10のアルシュで全身を入れて描いているとき、乾く間にもう一枚クロッキーを描いて着色、家で手を少し入れた。
水彩の要諦は丁寧でなく、いい加減か、どちらか。

246 14ワデスドンマナーハウス
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写真を見て描く風景画の練習。ネタ写真はネットから借用。
英国バッキンガムシャーにあるというマナーハウス。
ロスチャイルド家のものとか。

247 14インドサリー2
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未完。大きいのは辛い。
眺めてからどこに手を入れるか考えることにしよう。

248 14五位鷺と14向日葵
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いずれも教室での課題。
左 剥製の五位鷺。
だいぶ前のものだが手元に置いていて、何度も手を入れた。
池にいるイメージにしたが、うまくいかない。
右 先週の課題は「花をペンで描く」というもの。結局ペンの良さを出せずに終わる。色付きデッサンの悪い例。しかし、ラングトンとペンは合うような気がする。

249 14太郎
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どうしても 顔がうまくいかない。
一歳六か月の感じが出ないのと、もう一つ似ない。まだまだである

250 14トルソー
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 トルソーに手を焼く。先生はもっと影に色をとおっしゃる。アマチュアは白いトルソーの影をどうしてもグレイにする。
黄色をおそるおそる塗ってみた。が中途半端だ。

251 14ちゃぼ
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教室で描き(2時間半)、めずらしくあと手を入れていない。
手前のちゃぼが不出来。
マスキングは使用していない。スパッタリングを入れたいが。

252 14新宿御苑 秋
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 写生会が、デング熱のために御苑閉鎖となり教室でのお稽古に変更。
おととし撮った秋の御苑の写真を 取り出して2枚並行して描いた。
上は道路の影で失敗。
下はヒマラヤ杉だが欅みたいになってしまった。2枚はどうしても雑になりがち。こんなに筆数が多いのではだめ。

253 14街着
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デッサンからうまくいかず最後まで引きずる。それにしてもバックのポスターも濃すぎる。
構図もうまくいかず左下に猫を追加。だめ。失敗作。

254 14花と果実
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 教室最後の授業。彼岸花、鶏頭、コスモスほか盛りだくさんの秋の花。
仕上げに時間をかけたにしては不出来。最後まで納得できず終わった。
教室のカリキュラムに未練はないのだが、画友と会えないのはやはり淋しい。

255 14ドアを開ける猫
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 わが家の猫は手で(半開きなら)ドアを開ける。
しかし閉めることは出来ない。完全に閉まっていると開けられないので、にゃあといって開けろという。家族はみなドアマンになる。
バックは流し込みを試みた。まだうまくいかない。

256 14人物
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はじめて二日講座に参加した。
一日目はデッサン(下書き)だが、着色をしても良いとのこと。
バックとファーストウオッシュのみ。
家に帰り2 回目(一週間後)まで我慢出来ず少し手を入れて、二日目当日完成させた。
ほかにF8(ウ オーターフォード))を家で一枚、二日目にもう一枚描いてみた。
合計三枚描いた。描き過ぎ。

257 14人物2
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人物画の復習。No.256の上半身。
左は一枚目の絵を見て描いた。手にもっているのが、バッグになっているのは愛敬。
実物をよく見ていない証拠。実際は巾着ふうのもの。
右は2 回目に時間があったので、デッサンの練習。家で着色。
色付きデッサン。
3 枚とも顔が似ていない。先生のデモ作品は、モデルの個性的な顔が表現されていた。さすがである。

258 14ちゃぼ2
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制作過程。
人に教えるためでなく、教えてもらうためのメイキング。バックに菊の花か何か入れたいが、気力小き果てた。

259 14ばら
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 ワンデイ講座の習作。ばらはW&N のパーマネントローズがベストと教えられたが、持っていなかったので後で買い求めて塗り直して失敗。
しかし、バックは手をつけない、影に灰色をうまく使う、など得るところは多かった。
さらに、別の指南書にブリーフプルーフホワイトを試してみるべしとあったので使ってみて、またまた失敗を重ねた。道は遠い。

260 14猫4態
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 背景(バック)技法の練習。左上 コリンスキーの細筆でバックを。
上右 ブリーフプルーフ ホワイトで薔薇を。下左 バックに流し込みを。
下右 マスキング液で。
…テクニック負け。

261 14クロッキー
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およそ一回15分のクロッキー講座に参加した。
先生は人物画の大家。
(油彩) 今、描いているところだけでなく周囲に目を配れ、どれだけ目配りができるか、それが勝負とおっしゃる。何となくわかるような気がする。
上は7 枚描いたうち最初の一枚、ホワイトワトソンに描いたので、家に帰り練習になるかと着色してみた。色付きデッサンになった。
下は最後の一枚(クロッキー帖)、やっとプロポーションが少しまっとうになった。
(ような気がする。) 先生はパステルで描かれた。
HP のギャラリーを拝見すると、メアリー・スティーブンソン・カサットのような魅力的なパステル画があった。
自分もやってみたくなったので、メールでパステルについていくつかお尋ねすると、すぐ丁寧なご返信を頂いて恐懼した。

262 15猫
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白グワッシュを使って仕上げたかったが、とりあえず完成ということに。もう少し可愛くしたいものだ。

263 15太郎2題パステル
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パステル習作第一号(左)。
右は2作目。バックを水彩で。
右下に題名を入れてみた。
いずれも紙はホワイト。
F8ははじめてにしては大きすぎた。
だいぶ水彩と勝手が違うが、ぼかしやグラデェーションは似ている。
気楽に描けるのがメリット。
パステルらしさをどう出すかが課題。線がポイントか。
次の太郎三枚目はグレイ用紙に挑戦

264 15太郎 パステル習作第三号。
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はじめてのカラー用紙。
水彩をバックに使ってみたかったが、とりあえず次に回してパステルで。
太郎は満二歳になったが、実際にはもっとあどけない。
どうしても1,2歳年上の顔になってしまう。人物画の顔は、モデルに似せたいものだが、これが難しい。力不足。
左は描きはじめ。
鉛筆はやめたほうがよいと教本にはあるのだが、茶コンテなどがないので仕方なく。
カラー用紙の場合は白の使い方が少し違うのか。わからんことが多すぎる。
着ているセーターの「ウエストバージニア」は、親が高校の時一年留学した米国東部の州名。スペルが間違っているのがご愛敬。題名はこれにした。

265 15猫 パステル
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左は猫の髭を描きたかったのでバックに黒インキを使用。洞窟の猫になった。
右は初めてのキャンソン ミ・タント紙。バックは水彩の黄色のうえにパステル。
いずれもパステル試運転中で、まだまだぎこちない感じ。

266 15婦人像1,2(パステル)
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左 水彩は使わずパステルのみ。
用紙のグレイを生かすのだろうが、到底そのゆとりなし。白の使い方、影の出し方がいまいち。
右背景を水彩とパステルにしてみた。紙によってだいぶパステルののりが異なる。


267 15婦人像3,4(パステル)
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左 バックに水彩。
少し間をおいて修正する予定。
右 水彩は使っていない。これも未完。

おわりに
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 A氏の講座には、教室に通っているときに2 回目になるが、「風景(写真)にグリザイユ法を活かす」にも参加し、いろいろな先生の描き方を見るのは良いことと合点した。
週一回の講座をやめてからも、以下のACC、NHK カルチャー、クラブツーリズムなどの単発講座に参加した。
それなりに有益だが、単発ゆえに画友が出来ないのが難点。

O先生「人物」(2 回)、「花」、「新宿御苑スケッチ」 「水彩クロッキー」
H先生「風景(写真)」
I先生「クロッキー」、「人物」パステル2 回(浴衣、フラメンコ)計4 日
D先生「人物」(2 回)、「静物(人形)」(2 回) 、「風景(写真)」(2 回)
N 先生「花」

 26 年12 月洋画家I氏のクロッキー講座(ACC)に参加したとき、先生がパステルで描かれたのを見て興味を持ったので、HP で伺うとハードパステルとのこと。
 そこに掲載されていた先生のパステル画も素晴らしかったので、始めることにした。
27 年1 月のNo.263「15 太郎二題パステル」からパステルが登場する。
やってみるとなかなか手強い。
ネットのFB のプロが水彩とパステルのミックス画を描いているのを見ていたので、いつかは挑戦しようとも思ったが、まだまだという感じ。
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