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マイeアトリエ2 [マイeハウス70アーカイブ]

水彩画のおけいこ 写真集

https://www.photoback.jp/Stage/Photoback/PBER-1405450710091858330

 2004年10月〜2007年までのものをフォトバックで小冊子にした。淡彩教室に通ってから3年ほどけいかしたころだ。
 10人前後の人に配ったが、反応はどうっだったか余り覚えていないのは、芳しくなかったのだろう。 HPにはクリックすれば見られるようにしておいたが見た方は多分おるまい。これ以降はフォトバックの類はやめてもっぱらデジタルPC 内保存になった。(2021年1月記)

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マイeアトリエ脇坂俊郎水彩画文集Ⅰ-1(No.1~49) [マイeハウス70アーカイブ]

杜 詩郎水彩画文集1 かくもながき愉しみ

 (画文集とは恐れ多いが、HP「マイeハウス70」に掲載したもの。HPに掲載していないが画文集は今ではすでに3冊目になっている。
 HPに掲載した1は、絵を描き始めたばかりのものが多いが、今見ると涙ぐましい努力をしている。その割に上手くなっていないのが残念。しかし初心の頃が何とも言えず懐かしい。
1はNo.1~49までだが、画文集3の今は通し番号410を超えている。描いた絵はこの数字の1、3倍近くになるので膨大な枚数になる。過ぎた時間を考えるとまさに、「かくもながき愉しみ」であり驚くほかない。(2021/1/18記)

1 明日香村の曼珠沙華
 明日香村には何度か行った。自転車にも乗って、石造物巡りもし た。なんと言っても、この彼岸 花が凄かった。なんと言う朱色だ。1000年の古都というが、 1000年も、いやもっと前か ら咲いてきたのだ。明日香村の 猿石にも咲いていた。法隆寺に も。奈良中に咲いていた。
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2 習作1
 人物クロッキーは、難しい。雰囲気を出すのが。デッサン力不足。 でも描くのは楽しい。それにして も何とかもう少し上手くならない
ものか。
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3 とうがん
 今年は、ことのほか暑かった。そのせいかよく冬瓜を食べた。田 無産の冬瓜だ。
 中国で食べた冬瓜を思い出 す。緑の皮に緻密な彫刻がほ どこされていた。龍や虎の絵 だったような気がする。冬瓜 が冬瓜料理の器だった。
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4 皇居北の丸
この絵は,未完成である。鉛筆淡彩はすべて未完成だ。だから良 いのかもしれない。季節は春だ ったかもう夏に入っていたか 余り記憶が無い。屋根の塔が面 白くて描いたが、雰囲気がいまいち。
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5 あらかぶ
坂本社長と新宮沖にて。坂本社長には、何回か船で釣に連れて行 ってもらった。壱岐や平戸沖ま で出かけイサキやちぬなどを 釣った。船上で見た小いわしの 群れの美しさや釣り上げてす ぐ食べた烏賊の透き通るよう な輝きを今でも想いだす。
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6 浄水通りの教会
 福岡薬院の浄水通り九電体育館前のマンションに1年1ヶ月住 んだ。浄水通りには、洒落たレ ストランやお菓子の店ブディックなどがあった。
双葉女学院のそばの教会。デ ッサン力不足の目立つ絵だが、福岡に行って最初の絵で思い出の一枚。
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7 軽井沢
1994年7月、宿泊した部屋の窓か らの眺め。これをこのまま楽焼にした。 出来は良くない。
 軽井沢は良いところだがだれもが 言うように人が多いのが難点。それで も,スケッチブックには軽井沢を描い た鉛筆淡彩が残っているのは、絵心を 誘う風景が多いということか。
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8 雲場池
 手前に泳いでいるのは鴨(のつもり)。あまりどういう池だった か記憶が残っていない。正面の広葉樹のうすい緑と樅の木の濃い緑 のバランスが面白かったのだが、その感じは残念ながら出ていない。
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9 果物
 1995年9月 ジャカルタヒル トンホテルにて。 木彫りの皿に盛られた果物が綺麗で スケッチしたがどうもうまく描けな い。黄色は小さなバナナ。赤い実と茶 色の実は何だったろうか、思い出せな い。
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10 八島七島湿原の花
 七島八島湿原には 色々な花が咲き乱れ ていた。ホタルブクロ、 あざみ、コオニユリ、 ヤナギラン、風露 草・・・・。これは、 ツリガネニンジンと ユウスゲ。この他、目 立ったのはマツムシ ソウ。昨年夏2001
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八島七島湿原の花 いずれもはがき大
年8月に2度目に行った時は少し時期が遅れたのか、咲いている花 の種類は少なかったように思う。訪れる時期によって咲く花は違う のかも知れないが、パンフレットには、138種も写真が載ってい た。湿原に吹く風は爽やかで、咲き誇る花はみな綺麗だった。

11 平成17年カレンダー
 ここからは水彩教室に行くようになってからの作品(習作)であ る。
 カレンダー用紙に初めて描いた水彩。 古いバイオリンとクリスマスの飾り、 果物など。右上が淋しくなってプーさ んの友達のイーヨーを付け加えた。心 配したとおり絵は賑やかになったが、 なにせイーヨー、雰囲気はもうひとつ 明るくならない。水彩なのにどうして も重ね塗りをしてしまう。人は空気を 描け、光を描け、風を描けと教えてくれるのだが。いずれにしても、カレンダーは1年間見るもの。この絵はそれにたえられそうもない。
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12 チューリップ
 春の花のなかで、桜は別格としてチューリップもその代表的なも の。 昔 新潟で暮らしていた頃、新潟遊園へチューリップを見に行ったことがある。 新潟の春も暖かくて遊んでいるうちすぐ 汗ばんできた。花はあっという間にこの絵のなかの黄色い花のように開いてしま う。球根を収穫するために花をちぎってしまうのが、なんとも惜しいと思った とが思い起される。
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13 習作1
加山又造(「無限の空間」小学館)によれば、「水彩絵具ほどむつ かしい、そして高度な表現技術を必要とする表現素材を他に知らな い。(中略)そして折角苦心して身に付けた水彩絵具の技術が他の 絵具、たとえば、日本画、油絵、中国画、に適用するところがあま りにも少なすぎるように思えてならない。」という。ほかの絵具を
良く知らないので比 較出来ないが,水彩の むつかしさは良く分 かる。
プロですらむつか しいというのだから 相当なものである。そ して油彩など他の絵 の役に立たないとい うのもこたえるとこ ろだ。
また、別の話だが、 安野光雅によれば人 物のむつかしいのは 手だという。「指を描 くとダメになる、意味 ありげになってしまう」という。二人の言が心底身に沁みたのがこの絵だ。
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14 ヒヤシンス
 ヒヤシンスは、「風信子」と書くと聞いた。言われて見ればそん な感じがするから不思議だ。俳句では、春の季語である。
 水にじむごとく夜が来てヒヤシンス 岡本 眸
 この絵は今年の描き初め。独楽とけんだま、紙風船そしてレモン など果物のつもりだが、果物かけんだまの玉か判別し難いのが情無 い。
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15 西洋人形
 人形を描くと人形でなく人のよう になる。人を描くと人形のように無 表情になる。むつかしいものだ。
この絵は未完成だが、さて次にどういう色をつけることが出来るか思案中である。
後日筆を入れてまんなかの絵となった。もう上の絵は存在しないと思うと妙な感じである。
それにしても後から手を入れて良くなるとは限らないことを二つの絵は示している。
水彩は何処で止めれば良いのか。
最初から目指すものはないのか。
更にその後パステルを使って修正してみた。
 一番下の絵がそれである。例によ ってもうまん中の絵は洋服のフリル をパステルで描きたかったのだが、 全体にははっきりはして来た。どれ が良いのやら。とにかく塗ればよい というものではないことが分かった。 三枚目までほぼ1年かかっている。
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16 ポピー
 ポピーの花びらはまるで和紙で作ったように薄い。その薄さを水 彩絵の具で表すのはどうしても出来な い。曲がりくねった茎の先につける蕾 も黒っぽい毛をつけていて独特だ。そ れが次第に大きくなり、割れてくると花びらが見えてくる。むかし大阪城の空濠りにたくさん咲いて、春の風にいっせいに揺れていたのを想い起した。あれは今でも咲いて揺れているのだろうか。
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17 習作2
 2005年4月の習作。やはり手がむずかしい。絵の具で遊ぶ 感覚がもっとあって良いのだろうか。鉛筆はどのくらい残れば良いのか。バックはもう少し濃い色のほうが良いのか。悩みは尽きない。
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18 トランペット
 トランペット、笛、カスタネット、タンバリンを硬い鉛筆で細密 画のつもりで描いた。彩色がやがやはりむずかしい。トランペットの金色やその光が表現出来ない。まだ、まだ練習が足りない。
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19 有栖川記念公園
 春の公園。新緑は淡い緑だけではなく赤いものもある。そそのま ま描くと紅葉になりかねない。池もあたりまえだが水があるように 描かねばならない。つつ じなどは絵にかくのは 勘弁してほしいくらいだ。つつじにならない。
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21 旧前田邸
 井の頭線の駒場駅は懐かしい駅だ。駅から少し歩いたところに旧 前田邸がある。絵はその正面玄関を描いたもの。手前にあるのはヒ マラヤ杉。その右にえご の木が花をつけていた。 木々に手を焼き、建物に も苦心惨澹するがその割 には出来上がりはいまいち。
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21 静物
 透明の筒、花瓶。これがとくに厄介だ。筒のなかには古い物差し とゴムボールが入っている。 りんごやレモンもなかなか「らしく」は描けい。後ろの三角定規も左 のブロックもなかなか思 うように描けない。 練習 になるが静物は苦手だ。
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22 野菜
 手前にあるグリーンはピーマンではなく青いレモン。茶色はジャ ガイモ。いつも食べている野 菜も絵にするのは難儀だ。にんじんの色もなかなか出な い。ブロッコリーも然り。ゴ ーヤの実物はもっと緑が濃 い。バイナップルはよく見る とこけら状のところにとげ のような突起がある。葱や蕪 はもっと白い。本物に似せる のが良いわけではないにし ても・・・・。
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23 上高地
 窓から見える上高地穂高連峰や ログハウスは、あとから「とって つけた」もの。スカートの色など は、できるだけ水彩のブルーの美 しさをそのまま表現したいと思 うが、どうしても色を重ねてしま う。
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24 西洋人形2
 再び人形に挑戦してみたが、やはり、無表情の人形にならない。 生きている赤ちゃんのようになってしまう。赤ん坊を描くと人形の ようになるに違いない。なんとか、人形らしく描きたいものだ。
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25 鍋島侯爵邸記念公園
 井の頭線神泉駅の近くにある鍋島邸記念公園。小さな池のなかに 水車が回っている。なかなか林 の中の感じがでない。思い切って前景の木をペインズグレイ で強くしてみた。ペインズグレ イは他の色とよく調和するよ うな気がする。村上勉画文集の 表題が「ペインズグレイに魅せ られて」だったことを思い出し た。しばらくペインズグレイを 使って見よう。
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26 しろくま
 これまでの水彩は全てF8で鉛筆。 この絵はF2でペンをはじめて使った。紙はアルシェ。エトロのスカーフ は多色のシースルーだが、肩に掛けた 感じが出ていない。スカートの赤は原 画の発色は気にいったが写真にする とイマイチ。

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27 カサブランカ
 誕生祝のカサブランカ。白い花は苦手だ。めしべが切られてしま っていて変化に乏しい。画用紙がアルシェだとペンはなかなか水 彩となじまない。次はラングトン を使って見ようと思う。
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28 ひまわり
最近、店で売っているひまわり はどこか黄色がたよりない。この 色より薄い黄色だ。それにしても バックの縞模様がなんとも難しい。
例によってペインズグレイを使ってみたがなかなかうまくいかない。白い花は百合の一種。これもなかなか難儀だ。
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29 山帽子
 背景に山法師を入れたが、やや無理がある感じとなった。 何故だろう。人物はバックも難 しい。スカートなどはうまくいったと思う。
バックが暗くなるのはどうすればいいやら。もう少し手をいれるばいいやら。もう少し手をいれる
ところがありそうだ。
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30 座椅子
 スケッチブックはF4を基本にすると良いという。F8でばかり 描いているとF4は小さく感じ、たまにF3で描くと大きく感じる。
何を描こうかとするときにどうしても画用紙の大きさに左右されるような気がする。
 紙の質、絵の具も、ペンや鉛 筆も出来映えに影響するようだ。 つまり結構、道具が大事だとい うことか。
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31 花
 この花の名前は聞いたが覚えられ ない。最近の花には和名がないのか、 カタカナばかりである。白い花は百合 の一種か。
 花瓶と机のの位置が難しい。見た目 と出来た絵では少し違うような気が する。花瓶の透明感は少し出たか。
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32 ブラジリアンカーディナル
 人物は鉛筆で、背景はペンにし てみた。背景はハワイ島の海辺。 人物の足の近くにハワイの砂浜 に遊びにくるブラジリアンカー ディナルを描いた。わざと大き く。従って、人物、小鳥、背景 はそれぞれアンバランスである。 絵は写真と違って何でもできる から楽しい。海はもう少し青く ても良いか。
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33 旧芝離宮恩賜庭園
 正面の黄色い建物に惹かれて描いて見たが、出来上がると東京タ ワー、モノレール、貿易セン ターと東京名物の絵葉書に なった。ペンで描いたはじめ ての風景画。手前の池は色を 重ねすぎ。庭の松もいざ描い てみると難儀だ。東京タワー も意外とらしくならないこ とが分かった。いろいろ勉強
になった一枚。
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34 上野東照宮五重塔
 上野東照宮からこの五重塔は、木に隠れてしまってほとんど見えな い。300円を払い、上野動 物園に入るとこの景色になる。
ペンで描いた風景の二枚目。 水彩を再開して丁度1年にな る記念の一枚でもある。 絵としてはまとまってきたよう な気もするが、もうひとつ面 白味がない。
 基礎の勉強中につきやむを 得ないが、道遠しの感である。
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35 果物―妙高山
 ペンによる初めての静物。かぼちゃは観賞用が二ケ。ラフランス も2ケ。緑色は青蜜柑。
 説明しているようでは ダメか。バックは妙高高 原。こんなに着彩せず単 色のほうが良かったか もしれない。
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36 代々木公園
二つの噴水と二本の欅の木を描きたくて始めたが、二つとも難物だ った。
とくに噴水の白いし ぶきと欅の茶色の紅葉 に手を焼く。前景の人物 や鴨も難しい。スケッチ でF8は大きい次から
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37 ギター
 この絵は、今のところ未完成である。とくにバックに手を入れる 必要があるように思う。同じ絵 を鉛筆でも 描いてみたが、ペンのほうが仕上がりがはっき りする。味は鉛筆のほうが勝る ように思う。バックにペインズ グレイでコンサートの舞台を 描きたいが、自分の力量を考え ると無理のようだ。
 その後手を入れたのが下の 絵。イメージだけが先行して力 量不足を露呈、というところ。
 それに例によって塗り過ぎ。た だ描いていると楽しいことは 楽しい。それで良いのかもしれないが。
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38 アネモネ
 例によって、色を重ね過ぎた。パステルのお出ましだ。アネモネ の花びらは紙のように薄い。その感じがでない。
アネモネや来世も空は濃むらさき 中嶋秀子
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39 バレリーナ
上の絵は鉛筆、紙はアルシェ。例によってバックは塗りすぎだ。
人物の顔もしかり。
下の絵はラングトン。バ ックはパステルにしてみた。 この二枚の絵も未完成。ま だ手を入れたいところが何 箇所かある。しかし、手を いれたからといって必ず良 くなるとはかぎらぬ。
恥の上塗りとなる可能性 もある。
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40 モスクワの朝
 2枚の写真をみて描いた。まん中の女性以外の人物は想像で入れ た。結果はご覧のとおり、挿絵風の絵になった。右の青年将校風と中央の若い女性のすれ違 いの場面というところか。 雪景色は難しい。暗い空 もペインズグレイにした がもうひとつだ。
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41 静物
 初めてグループ展に出品したうちの一枚。いくつか自分ながらう まく描けていないところが ある。バックの布地が布ら しくないこと、ダーツの数 字が大きいこと、テーブル が左右高さが違うこと、薬 缶、果物がそれらしくない ことなど挙げればきりが無 いくらいだ。ただ全体にものが納まっている感じがするのは物が重なっているからだと思う。 物を離すと落ち着かないことを知った。
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42 フラメンコ
 上は鉛筆で描き背景をペンで入れた。下は左のスケッチを見てペ ンで描いたもの。
 ペンと鉛筆では感じがかなり違 うし、現場で見て描いた左の方 が勢いがあるような気がするの は気のせいか。それぞれ難しい が、客観的に見て鉛筆の方が楽 しいような気もする。
いずれにしても写真写りは鉛筆のほうが良いのではないか。
背景はいずれも写真を見て入れたが、あいたところに何をどういれようかと考えるのも楽しい。
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43 果物と貝殻
 細密画風に描いた果物と貝殻。やや中途半端。でこぽん、柚子、 青いレモンなどなかなか感じが
出ない。切ったりんごも難しい。 白い紙の上に置いてあるが、その 描き方も良く分からない。
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44 静物トルソ
仕上げは8Bの鉛筆でやってみた。なんとかまとまってきたよう な気がする。いろいろ実験をして みるのは楽しいがいったいこの先はどうなるのやら。
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45 ギター
「37 ギター」と同じ絵である。 こちらがもとの絵だが、鉛筆で描いたもののうまくいかなくて暫く ほっておいた。気を取り直して手を入れた見て出来たのがこの絵。 バックを描くと人物が弱くなるので今度は人物を強く描くとバッ クが弱くなる。それを繰り返していると色を塗り重ねて暗くなる。
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46 浅草二題
上の雷門の絵は、その場で描いて後からほとんど手を入れていな い。道路端からなので近景のない絵となった。
絵がよくなる筈はな いのだが額に入れて みた。同じ場所でペン でも試みたが疲れて しまって途中でやめ てしまった。下の人力 車は帰ってからデジ カメの写真を見て描 いたもの。
久し振りの浅草は 朝から大賑わいで人力車も結構繁盛していた。
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47 てっぽう百合
この絵は上が完成したもの。下は途中のものである。 この絵はバックを最初に赤系統にしたのが失敗のもとか。ブルー系にすればもっと出来上がりは変っていたような気がする。バックの布地の模様で四苦八苦した。
どうせならいっそのこともっと暗くしたほうが百合の花が浮き出てくるかも知れない。
いずれにしてもこれでは淡彩でなく濃彩だ。途中では、どんな絵になるか描いてる本人がわからないが、それもまた楽しいとも言える。
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48 あじさい
今年の紫陽花はいきいきとして色が鮮やかなような気がする。そ の綺麗な色がなかなか出ない。例によってバックも難しい。バック の色が七変化になった。
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49 フルート
今回も鉛筆とペンと2枚描いた。それぞれ背景を変えてみる。左 の鴎は、もう少しらしく描ければムードがでたのだが。右はマチス展で買ってきた絵を模写して見た。なるほど模写というのは勉強に なったような気がする。オープンセレモニーでのシーンと洒落てみ たがいまいちか。それにしても、演奏している姿勢というのは難し いものだ。
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あとがき
 HPに掲載した1988年頃から2006年7月頃までの絵を収録した。 No.10までは、水彩教室に行く前に描いたもの。現役のころ仕事の合間に福岡などで描いたものが多い。まったくの自己 流である。高校時代に美術の選択科目で水彩を描いて以来であ る。
 No.11からはカルチャー水彩教室で描いたり、復習のため に家で描いたもの。
水彩教室は平成16年10月から通い始めた。何十枚と描い たが、ここに掲載したものは、18年7月までだから初期の2 年間のもの。見るからにたどたどしくほほえましく、そして情 けない。
 しかし、教室に通っていまや7年になるが、この頃の絵とそ う変わらないようにも思う。やはり、若いときに苦労をしない とだめなのかも思う。楽しんで描いているのだから、それで良 いのだが。
なんにしても、絵を描いて暮らせることは幸せである。心か ら感謝している。(2011年6月記)




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