子規の水彩 [雑感]
はじめて子規の水彩画集を見た。
これは、その一枚。短歌を添えて漱石へとある。
右下の添え書きがすごい。小さくて読めないがこうある。
「コレハ萎ミカケタ処ト思ヒタマヘ畫ガマズイノハ病人ダカラト思ヒタマヘ嘘ダトオモハバ肘ツイテカイテ見玉へ」。
漱石への友情あふれる歌も良いが、絵も良い。写生に徹した俳人は水彩画も上手い。しかもカリエスを患った重い病人である。
明治人の気概が伝わってくるような絵だ。 文豪漱石も水彩画を描くが、俳句同様子規のほうが一枚上という感じがする。それぞれ個性的といえばそれまでだが。
それにしても子規と漱石のコラボレーションは羨ましいとしか
言いようがない。それが後世に与えた文学的影響の大きさを思う。
これは、その一枚。短歌を添えて漱石へとある。
右下の添え書きがすごい。小さくて読めないがこうある。
「コレハ萎ミカケタ処ト思ヒタマヘ畫ガマズイノハ病人ダカラト思ヒタマヘ嘘ダトオモハバ肘ツイテカイテ見玉へ」。
漱石への友情あふれる歌も良いが、絵も良い。写生に徹した俳人は水彩画も上手い。しかもカリエスを患った重い病人である。
明治人の気概が伝わってくるような絵だ。 文豪漱石も水彩画を描くが、俳句同様子規のほうが一枚上という感じがする。それぞれ個性的といえばそれまでだが。
それにしても子規と漱石のコラボレーションは羨ましいとしか
言いようがない。それが後世に与えた文学的影響の大きさを思う。
タグ:漱石と子規
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